【メルセデス・ベンツ|Eクラス|W212】アドブルーの補充とアドブルーセンサーのリセット|東京都多摩市M様
- no11baske
- 2 日前
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メルセデス・ベンツ Eクラスディーゼル(W212)
アドブルーの警告灯が点灯したとのことで、
今回はアドブルー補充でご来店いただきました。

メルセデス・ベンツEクラス(W212)にお乗りの方の中には、メーターに「AdBlue(アドブルー)を補充してください」という警告が表示され、不安になった経験がある方も多いのではないでしょうか。
今回は、実際に当店で行った W212のアドブルー補充作業 をブログ形式で紹介しながら、アドブルーの役割や必要性についても詳しく解説していきます。
アドブルーの補充

アドブルーの警告灯とのことで、アドブルーヒーターやポンプの故障も考えていましたが、来店してすぐにこちらを見て安心しました。
タンク内のアドブルーが減ってきたから補充してね。のメッセージですね。
アドブルーは在庫していますので早速補充します。

W212のアドブルー注入口はトランク内、カバーの下にあります。

診断機をつないで実測値を見ながら補充します。
基準値24.5Lのうち現在2.29L入っている。ということになります。
レベルセンサーが3つあり「充填レベル」のうち「フル」と「リザーブ」のセンサーが空になると実測値が変化して運転者にメッセージを表示するという仕組みです。

実測値とにらめっこしながら注入。

実測値「L」の方が反映に時差がありますが、20Lの新品アドブルーがすべて入ったので20L以上の注入量になっています。

そのまま診断機でアドブルー充填レベルのリセットを行います。
これは簡単にいうと車に「今アドブルー満タンですよ」と認識させています。
これによりセンサーで絶対値を監視し、アドブルー満タン状態からの走行距離をもとに相対的に監視しています。
これで補充作業は終了です。
■ アドブルー(AdBlue)とは?W212ディーゼルモデルに欠かせない重要な尿素水
アドブルーとは、ディーゼル車の排ガス浄化システムで使用される高純度の尿素水溶液です。W212 Eクラスのディーゼルモデル(BlueTEC)には、SCR触媒(選択還元触媒)が搭載されており、ここにアドブルーを噴射することで排ガス中の有害物質であるNOx(窒素酸化物)を無害な窒素と水に分解します。
● アドブルーが必要な理由
ディーゼル車の排ガス規制に適合するため
NOxを大幅に低減する環境性能維持
アドブルーが切れるとエンジンが再始動できなくなる安全設計
そのため、アドブルーはガソリンのように「切れてから補充すればいい」というものではなく、早めの補充が非常に重要です。
■ アドブルーが切れるとどうなる?
実はアドブルーが完全に無くなると、エンジンは一度停止すると再始動できなくなります。
これは排ガス規制に対応した安全制御のため。再始動できないと大きなトラブルとなるため、警告が出たら放置せず早めの補充が重要です。
■ まとめ:W212のディーゼルにアドブルーは必須!早めの補充で安心安全
メルセデス・ベンツEクラス(W212)のディーゼルモデルでは、アドブルーは排ガス浄化に欠かせない重要な消耗品です。定期的に補充することで、環境性能を維持しながら安心して走行できます。
警告が表示されたら早めの補充
不足すると再始動不可になる可能性
5,000〜10,000km目安で点検が安心
アドブルー補充は作業時間も短く、料金も比較的リーズナブルですので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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