東京都日野市からお越しのS様オイルと冷却水漏れにてご入庫いただきました 整備担当BMWマイスター
- GARAGENT ガレージェント
- 2025年10月20日
- 読了時間: 7分
更新日:2025年11月6日

BMW MINI F56 冷却水・オイル漏れ修理


下回りを点検したところオイルフィルターハウジングよりオイル・冷却水漏れとサーモスタットより冷却水漏れがありました
こちらはMINIのウィークポイントでありよく起こる漏れとなります
その他車両の状態チェックを行うとバイブレーションダンパーにガタがでておりさらにファンベルトのプーリーの固着によりプーリー本体が摩耗しておりこちらも合わせてお見積もり後作業となりました

左;古いパーツ 右;新品パーツ
まずはオイルフィルターハウジングの交換です
左の純正品は全てプラスチックでできており、劣化などが原因でパーツにヒビや割れができオイルと冷却水が漏れてしまいます
当店では写真右のようにアルミハウジングで強化されたパーツを使用している為今後パーツが割れる可能性がなくなります

続いてサーモスタットの交換です
こちらはディーラーですとウォーターポンプのハウジングごとの交換となる為かなり費用がかかりますが、当店はOEM品でサーモスタット単品を仕入れておりますので単品交換で費用を抑えて作業可能です


こちらがバイブレーションダンパーなどのパーツ
バイブレーションダンパー・プーリーを交換するので合わせてテンショナーとウォーターポンプも同時に交換します
エンジンを傾けたりしないと交換できない為同時に交換する方が費用を抑えられるので今回もご提案させていただきました
BMW MINIに多いオイルフィルターハウジングからのオイル漏れとは?原因と修理のポイント
BMW MINI(R系・F系問わず)で比較的多く見られるトラブルのひとつに、「オイルフィルターハウジングからのオイル漏れ」があります。エンジンルームを開けるとオイルのにおいがしたり、駐車場にシミができていたりしたら要注意。放置するとエンジン損傷や他部品への影響にもつながる厄介な不具合です。今回は、この「オイルフィルターハウジングからのオイル漏れ」について、原因・修理内容・予防策まで詳しく解説します。
オイルフィルターハウジングとは?
オイルフィルターハウジングとは、その名の通りオイルフィルター(エンジンオイルをろ過する部品)を固定し、オイル経路を保持するためのアルミ製ハウジング(ケース)です。エンジンブロック側と密着しており、内部にはエンジンオイルの通路が設けられています。この部分は高温高圧のオイルが常に通っているため、わずかな劣化でも漏れが発生しやすい構造になっています。
MINIの多くのエンジンでは、このハウジングがエンジンブロック側にボルトで固定され、間にゴム製のガスケット(パッキン)が挟まれています。時間の経過とともに、このガスケットが硬化・収縮してしまい、そこからオイルがにじみ出るようになります。
漏れやすい車種とエンジン型式
特にオイル漏れが多く報告されているのは、以下のエンジンを搭載したモデルです。
R56 / R55 / R57 / R58 / R59 などの世代(N12 / N14 / N16 / N18エンジン)
F56 / F55(B38 / B48エンジン)も一定数発生
年式で言えば、初期型MINI(2006〜2014年あたり)は特に多く、走行距離7〜10万kmを超えるとほぼ確実にガスケットの劣化が始まります。新しいB型エンジン(B38/B48)でも、材質や構造上の弱点は引き継がれており、5〜7年経過車では注意が必要です。
主な症状
オイルフィルターハウジングのオイル漏れが起きたとき、よく見られる症状は次のとおりです。
エンジンルームから焦げたような臭いがする→ 漏れたオイルがエキゾーストマニホールドなどの高温部にかかり、焼けて煙が出ることがあります。
駐車場にオイルのシミができる→ 下回りに垂れて床に落ちている場合、漏れがかなり進行しています。
エンジンオイルの減りが早い→ 点検スティックでオイル量が減っているのに、煙も出ていない場合は、外部漏れの可能性が高いです。
オイルフィルター周辺がベトベトに汚れている→ ボンネットを開けて、エンジンの右前方(または左前方)を覗くと、ハウジング周辺がオイルで濡れていることがあります。
原因:ほとんどがガスケットの劣化
オイルフィルターハウジング自体が割れているケースはまれで、ほとんどの場合は「ハウジングとブロックの間のガスケット」の劣化です。このガスケットはゴム系の素材(NBRなど)でできており、熱やオイル成分によって数年で硬化してしまいます。エンジン熱の影響を最も受けやすい場所でもあるため、劣化のスピードが早いのです。
また、オイル漏れを放置すると、オイルが他の部品(ベルトやオルタネーター)にかかり、二次被害を招くこともあります。最悪の場合、オルタネーター内部にオイルが浸入して発電不良を起こすケースもあります。
修理方法と作業内容
修理は基本的にガスケット交換で対応します。ただし作業難易度は高めで、エアクリーナーボックスやインテークパイプ、クーラントホースなどを外さないとアクセスできません。整備工場では通常、以下のような手順で行います。
エンジンカバー・インテーク関連部品の取り外し
クーラントの一部を抜く(冷却ラインが干渉するため)
オイルフィルターハウジングをエンジンから分離
古いガスケットの除去、取り付け面の清掃
新品ガスケットを装着し、規定トルクで締め付け
クーラント補充・エア抜き、オイル漏れチェック
慣れた整備士でも2〜3時間程度の作業になります。MINIの場合、狭いエンジンルームのため作業スペースが少なく、DIYではかなり厳しい部類です。
放置するとどうなる?
「少しにじんでいるだけだから大丈夫」と思って放置するのは危険です。時間とともに漏れ量が増え、エンジンオイルが減少します。オイルが不足すると、潤滑不良によりエンジン内部の摩耗や焼き付きにつながるおそれもあります。また、漏れたオイルがマフラーやベルトに付着すると、発火リスクや補機類故障の原因にもなります。
オイル漏れは「走行にすぐ支障が出ない」ため後回しにされがちですが、結果的に高額修理につながることも多いトラブルです。
予防策・メンテナンスのポイント
オイルフィルターハウジングのオイル漏れは、完全に防ぐことは難しいものの、以下の点に注意することで発生を遅らせることができます。
オイル交換を定期的に行う→ 劣化したオイルは酸化し、ゴムパーツを痛めます。1年または10,000km以内が目安。
エンジンルームを定期的に点検する→ 早期発見が肝心。洗車時などにフィルターハウジング周辺を軽くチェックしましょう。
高温での長時間アイドリングを避ける→ エンジン熱でゴムが劣化しやすくなります。
7〜8万kmを超えたら予防交換を検討→ 走行距離が伸びてきたら、他のメンテナンスと同時にガスケットを交換しておくと安心です。
まとめ
BMW MINIのオイルフィルターハウジングからのオイル漏れは、「定番トラブル」と言えるほど多い不具合です。原因のほとんどはガスケットの経年劣化であり、早めに対応すれば部品代も安く済みます。放置すると他の部品を巻き込んで修理費が倍以上になることもあるため、オイルのにじみや焦げ臭さを感じたら、早めに整備工場へ相談することをおすすめします。
MINIはドライビングの楽しさとデザイン性で人気の高い車ですが、同時に細かなメンテナンスが重要な車でもあります。オイル漏れを早期に発見・修理して、いつまでも快適にMINIライフを楽しみましょう。
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