MerecdesBenz/メルセデスベンツ/A180/A200d/W177/メインバッテリー交換/サブバッテリー交換/バッテリー交換リセット
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年7月27日
- 読了時間: 8分
更新日:2024年8月26日

この度は、MerecdesBenz/メルセデスベンツ/A180/A200d/W177/メインバッテリ交換/サブバッテリ交換のご依頼を頂きました。
有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[メルセデスベンツW177今回の整備記録]
●メインバッテリー交換●
メイン・サブバッテリ交換していきます。
車両は総走行距離7,000km台の極上車です。

まずはバッテリカバーを外します。

初見で見た方は、上にいろんなのがついててどう外すのか心配になるかと思います。


ごっそりカバー等も外していきます。
その後はディープ13mmで固定ボルトを外しバッテリを取り外し。

新品バッテリ使用するのは、YANASE AGMバッテリです。
容量がアップしますが、適合バッテリーですので装着問題無しです。


交換完了しまして、取付け年月日を記入しました。
バッテリ保証期間は2年間と安心です。
●サブバッテリー交換●
つづいてサブバッテリ交換に移ります。
サブバッテリの取付け箇所は、センターコンソールの中に位置しています。

センターコンソールを外す為、固定カバー、ボルトを取り外ししていきます。







サブバッテリ設置完了です。
あとはコンソールと、固定カバーボルトを締め診断機を繋ぎます。
●バッテリー交換後のリセット●
診断機を繋ぎ、フロントSAMコントロールユニットから認識作業を行います。

このバッテリーリセット作業を怠ると、アイドリングストップが効かないなどの影響が発生します。


リセットも完了です。

エンジンンルームクリーニングを実施しましてすべて完了です。
[W177サブバッテリーとは?]

電子システムの補助: メルセデスベンツの最新の車両は、高度な電子制御システムが数多く統合されています。これにはエンターテイメントシステム、安全装置、運転支援システムなどが含まれます。これらのシステムは安定した電力供給を必要とし、特にエンジンが停止している間も機能するためにサブバッテリーが重要です。
エマージェンシースタート機能: 主バッテリーが放電した場合や、特定の状況下でエンジンが停止した場合でも、サブバッテリーはエマージェンシースタート機能を提供することがあります。これにより、ドライバーは車両を安全に停車させることができます。
[純正バッテリ/社外バッテリ違い]
純正バッテリーは、車両メーカーがその車両に最適化されたバッテリーとして純正部品として提供するものです。一方、社外バッテリーは、オートパーツのメーカーが市場に提供するアフターマーケットのバッテリーです。
純正バッテリーは、車両メーカーがその車両との完全な互換性を確保するために設計されています。そのため、車両の電気系統に合わせて最適な性能を発揮し、信頼性が高いと言えます。また、純正バッテリーは通常、メーカーの保証の一部として提供されるため、万が一のトラブルの際には保証範囲内で交換や修理が可能です。
一方、社外バッテリーにもいくつかの利点があります。まず第一に、価格が比較的安価であることが挙げられます。純正バッテリーよりも低価格で入手できることが多いため、予算を節約したい場合には魅力的な選択肢となります。また、社外バッテリーの中には、性能や寿命が純正バッテリーとほぼ同等であるものもあります。
しかし、社外バッテリーにはいくつかの注意点もあります。まず、品質の一貫性が問題となることがあります。市場にはさまざまなメーカーが存在し、品質管理が異なるため、一部の社外バッテリーは品質や信頼性に問題がある場合があります。また、純正バッテリーと異なる形状や仕様のバッテリーも存在するため、取り付けや互換性の問題が発生する可能性があります。
[バッテリ警告点灯について]

バッテリの警告は、どのタイミングで点くのかをご説明いたします。
●車が停止状態/エンジンを掛けていない状態で警告点灯
●エンジンを掛けた際に警告点灯
●走行中に警告点灯
実は、どのタイミングでもバッテリ警告が点灯するということです。
バッテリーには、メインバッテリーとサブバッテリーと2つ存在します。
その2つを紹介します。
メインバッテリーは車両の主要な電源供給源であり、エンジンルームに配置されています。一方、サブバッテリーは補助的な役割を果たし、車両の快適性や安全性に関連する機能をサポートするために使用されます。
メインバッテリーはエンジンを始動するための電力を供給し、車両の基本的な電気システムを駆動します。ライトやウィンドウ、エアコンなどの電子デバイスやシステムも、メインバッテリーからの電力を供給しています。
[警告灯がついたらすぐ点検するべきか]

まずは、専門店やディーラーに点検のお問い合わせしていただければと思います。
自分でどうにかしようとは考えず、バッテリー警告灯が点灯したら、できるだけ早く安全な場所に車を停めます。道路の端や駐車場など、他のドライバーに迷惑をかけない場所が望ましいです。なので段取り等も確認してみましょう。
場合によりエンジンがストップし、レッカーの手配が必要となります。
ただのバッテリーが消耗してる場合と、車の発電機が作動してない場合が御座います。
発電がうまく作動しない場合は、バッテリーが新品だったとしてもエンジンストールしてしまいます。発電機は名称がオルタネーターと言われますが、専門店の診断機でないとどこの部品が悪いのかは判断が難しいです。
[メルセデスベンツのバッテリ交換は専門の方にお願いすべき?]

現代のバッテリー交換は、配線が複雑についておりまして知識がない状態で作業してしまうとショートさせてしまったりと大事になってしまいます。
あとは新品に交換後の車両側コンピュータに交換したという認識をさせないといけません。
それをせずに進んでしまうと警告メッセージが点いたり、アイドリングストップが全く作動しないなどの症状が出てきます。

[バッテリ警告やバッテリー上がりの原因は?]

バッテリーの寿命が切れている: バッテリーの寿命が終わり、充電を保持できなくなると、バッテリー警告灯が点灯することがあります。バッテリーの寿命は一般的に数年であり、交換が必要になります。
充電システムの問題: 充電システムに問題がある場合、バッテリーが充電されないか、不適切に充電されることがあります。これは、充電器や発電機の故障、配線の断線、または電子制御ユニットの不具合によるものです。
電気系統の故障: メルセデス・ベンツ車の電気系統に故障が発生すると、バッテリー警告灯が点灯することがあります。これは、配線の問題、センサーの不良、または他の電気装置の故障によるものです。
アイドリングストップシステムの作動: 最近のメルセデス・ベンツ車にはアイドリングストップシステムが搭載されており、エンジンが停止している間にバッテリーを充電する機能があります。しかし、このシステムが正常に作動しない場合、バッテリー警告灯が点灯することがあります。
後付けの電装部品を付けているなど、停車中にも電源を取ってしまうものもあります。
ーバッテリー上がりの原因ー
電気系統の問題: メルセデス・ベンツ車の電気系統に問題があると、バッテリーが充電されないか、不十分に充電される場合があります。これは、充電器や発電機の故障、配線の断線、または電子制御ユニットの不具合によるものです。
短距離走行: 車両が主に短距離で使用される場合、バッテリーが充電されないままになり、結果としてバッテリーが上がる可能性があります。エンジンが充分に温まらないうちにエンジンを停止することで、バッテリーの充電が行われないためです。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
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東京都町田市根岸2-16-13
TEL: 042-794-4425
Email: info@seibiya-machida.com
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