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Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

  • 執筆者の写真: GARAGENT ガレージェント
    GARAGENT ガレージェント
  • 2024年7月19日
  • 読了時間: 7分

Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

この度は、メルセデスベンツ W211エンジンチェックランプ点灯・クランク角センサー交換のご依頼を頂きました。

有難う御座います。

担当整備士

メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W212/E350/Bluetec/OM642/1年点検/法定1年点検/エンジンオイル交換/オイルフィルター交換/リアエアサス交換/バルブブロック交換/エアコンフィルター交換/サブバッテリー交換/トランスミッションシフトアダプション/リアタイヤ交換

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!

[メルセデスベンツW211今回の整備記録]

今回は、先方で路上で車がエンストしてしまったとのことでご連絡を頂きました。

問診を進めていきますと、何も警告灯も点かず突然エンジンが止まったということでした。

オルタネーター発電不良というケースも考えられますが、バッテリ警告もついてなかったとのこと。


燃料ポンプやクランク角センサーの異常かと想定しながらご入庫を待ちました!


Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

ご入庫しまして、警告灯の確認をしたところエンジンチェックランプが点灯しておりました。

ご入庫した際はエンジンの掛かりも問題なくエンストの症状は確認できませんでした。


診断機を繋ぎ診断してみますとエンジンコントロールユニットへ、クランク角センサーの異常と記載がありました。

クランク角センサーは、ボンネットを開け上から作業が可能ですが、エンジン後方の狭い場所に位置している為ツールはもちろんロングツールで、手探り作業致します!

狭いところに部品があるときに、苦手な理由が自分の腕が太く、隙間に腕が入らなかったり抜けなくなったりそれが一番の理由です。。


ではクランク角センサーの交換に入ります!


Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

エンジンエアクリーナーボックス等外していきます!


あとはライトで目視して手探りで交換作業していきます。


Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

写真何回も撮りましたが、エンジンのブロックとトランスミッションのおかげでピント合わず失礼致しました!


Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

クランク角センサー外せました!

新旧比較になります!

外見では、異常なことは判断できないですね!


交換が無事に終わりまして、メモリー消去実施!

その後はテストをまめにして症状がでないことを確認!

作業完了です!


[メルセデスベンツクランク角センサーとは]

Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

メルセデス・ベンツのクランク角センサー(Crankshaft Position Sensor)は、エンジンの正確なタイミングを制御するための重要なコンポーネントです。このセンサーはエンジンのクランクシャフト(クランク)に取り付けられており、クランクシャフトの回転速度や位置を検知します。これにより、エンジンコントロールユニット(ECU)は正確な点火タイミングや燃料噴射のタイミングを調整し、エンジンが効率的かつ正確に動作するようにします。


[W211クランク角センサー故障原因・症状]

Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/W211/エンジンチェツクランプ点灯・点検/クランク角センサー交換/エンスト/エンジン始動できず/暑い気温でエンジン掛からず/冷間時エンジン掛からず

メルセデス・ベンツW211のクランク角センサーの故障は、驚くべき事態を引き起こすことがあります。このセンサーはエンジンの正確な動作に不可欠であり、その故障が起きると、さまざまな予測不能な問題が生じます。


まず、クランク角センサーが故障すると、エンジンの始動性能が著しく低下します。例えば、朝の寒い日にエンジンをかけようとしても、スターターが回ってもエンジンがかからないことがあります。これはクランク角センサーがエンジンの回転位置を正確に認識できないために発生します。エンジンの始動が不安定になり、何度か試行しなければならないことがあります。特に忙しい朝や早朝の冷え込んだ時には、この問題が発生すると非常にストレスです。


さらに、クランク角センサーの故障はエンジンのパフォーマンスにも直接的な影響を与えます。エンジンが不規則に動作し、加速時やアイドリング時に不安定さを感じることがあります。たとえば、アクセルを踏んでも思ったほどの反応が得られず、パワーが一時的に低下することがあります。これはエンジンの制御が正確に行われないために起こる現象であり、ドライビングの快適性や安定性に大きな影響を与えます。

さらに深刻な問題として、クランク角センサーの故障によりエンジンが突然停止する可能性があります。高速道路を走行中や交差点で停止中に、エンジンが突然ストールするという状況は非常に危険です。これはクランク角センサーがエンジンの回転位置を正しく検出できなくなり、結果として燃料供給や点火タイミングが乱れ、エンジンが停止することがあるためです。このような事態が起きると、他のドライバーにも影響を与える可能性があり、交通事故の危険性を高めます。

さらに、クランク角センサーの故障はエンジンの警告灯が点灯することもあります。ダッシュボードの警告灯が点いていることで、ドライバーは早急にメカニックに診断してもらう必要があることを知らされます。エンジンの警告灯が点灯すると、クランク角センサーのような重要なコンポーネントに何らかの異常があることを示唆しています。


[W211エンストした場合の対応策]

まず、エンジンが突然停止した場合、冷静に対応することが重要です。パニックにならず、以下のステップを順番に確認していきましょう。

  1. 安全な場所に移動する: エンジンが停止したら、まず車を安全な場所に移動させます。特に高速道路での場合は、できるだけ路肩や安全な停車スペースに車を寄せます。周囲の車に注意しながら、安全な位置に移動することが最優先です。

  2. エンジン再始動を試みる: 車が安全な場所に停まったら、エンジンの再始動を試みます。キーをオンにしてからエンジンをかける操作を行います。一般的にエンストした場合、クランク角センサーの問題や燃料供給の一時的な障害が原因となっていることがあります。再始動に成功することもありますが、もしエンジンがかからない場合は次のステップに進みます。

  3. 警告灯を確認する: ダッシュボードの警告灯が点灯しているかを確認します。例えば、エンジンマネージメントシステム(EMS)の警告灯やバッテリーの充電警告灯が点灯している場合、原因を特定する手がかりになります。

  4. 周囲の状況を確認する: 停車したら、後続車や周囲の交通状況を確認します。エンジンが再始動できない場合や、安全な場所に移動できない場合は、緊急車両に通報する必要があります。

  5. プロフェッショナルの助けを求める: エンジンが再起動しない場合や、警告灯が点灯している場合は、専門のメカニックや自動車修理サービスに連絡し、専門家による診断と修理を依頼します。特にクランク角センサーの故障や燃料系統の問題が疑われる場合、正確な診断と修理が必要です。


[定期整備にホイールアライメント]


定期的なメンテナンスホイールアライメントやりましょう!!!

整備屋 ホイールアライメント  AUTEL[IA900WA]ー

MINI/R60/エアコンコンデンサー交換/エアコン効かない/点検/交換/冷媒漏れ/ガス漏れ

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。


・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時

・事故を起こした時

・サスペンションの脱着を行った時

・​車高を調整した時

​・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時

・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...


*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。​



ホイールアライメント調整によるメリット


①運転安定性や燃費にも直接影響

②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上

③車両のメンテナンスコストも削減されます。


以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。




×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×


タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。

タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。

車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下

④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。


デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。


ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。


問い合わせ


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   輸入車整備専門店・整備屋

   〒194-0038 

   東京都町田市根岸2-16-13 

   TEL: 042-794-4425

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