Audi/アウディ/A3/8V/サーモスタット交換/ウォーターポンプ交換/クーラントホース交換/Oリング交換/サブタンク交換/冷却水交換/冷却水漏れ/点検/修理/交換
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年7月4日
- 読了時間: 8分
更新日:2024年7月13日

この度はAudi A3 8V冷却水漏れにて、サーモスタット交換/ウォーターポンプ交換/クーラントホース交換/Oリング交換/サブタンク交換/冷却水交換のご依頼を頂きました。
有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[Audi A3今回の整備記録]
まずは、A3のアンダーカバーを外して作業開始します!

漏れ跡がアンダーカバーにもついてますね。

このオイルパンにも白い冷却水跡がついてます!
早急に対応が必要です。

冷却水サブタンクからの漏れ、クーラントホース漏れ、サーモスタットウォーターポンプから冷却水漏れがありますので各部品を交換します!


エアクリーナボックス、ブーストエアパイプを外しました!
あとはインテークマニホールドを外していきます!

ようやくサーモスタットウォーターポンプが見えました!

クーラントホース、ベルトを外し外す準備をします!



新旧比較です!奥側が外した部品です。

漏れた跡が確認できます!

ベルトも同時交換します!プラス、Oリングクーラントホースを交換していきます!

こちらがサブタンクにつくクーラントホースです!

オイルクーラーとサーモスタット間のユニオンです!
こちらもクーラント漏れの原因のひとつですので交換していきます!


ではサーモスタットウォーターポンプを装着しトルクで締めていきます!


組付け後は、水で流して冷却水を分解していきます!

トルク締めも完了!あとは元通り戻していきます!
サブタンクも交換です!



タンクに冷却水新品入れました!

締め付け、組上げしたところは二度確認し印をつけます!

完了後は、冷却水をエア抜きしましてエンジンクリーニング実施させて頂きました!
以上です!
[Audi A3冷却水漏れの原因]

1. ウォーターポンプのシールの劣化: ウォーターポンプはエンジンの冷却水を循環させる重要な部品です。ウォーターポンプのシールが劣化すると、冷却水が漏れ出すことがあります。特に高マイル数の車両や長期間の使用により、シールの老化が進みやすくなります。
2. ラジエーターのダメージや亀裂: ラジエーターは冷却水を冷却するための主要なコンポーネントです。事故や外部の衝撃、過酷な道路条件などにより、ラジエーターに亀裂やダメージが生じることがあります。これにより冷却水が漏れ出すことがあります。
3. クーラントホースの老化や破損: クーラントホースはエンジンからラジエーターに向かう冷却水の流れをつなぐ重要な部品です。長期間の使用や高温環境下での使用により、クーラントホースの材質が劣化し、亀裂や破損が生じることがあります。
4. サーモスタットハウジングのリーク: サーモスタットハウジングはエンジンの冷却システムの一部であり、サーモスタットを収納するカバーです。この部品のシールが劣化すると、冷却水が漏れることがあります。特に高温の状態が長時間続くと、シールの劣化が進みやすくなります。
5. シリンダーヘッドガスケットの故障: シリンダーヘッドガスケットはエンジンのシリンダーヘッドとシリンダーブロックを密封する部品です。このガスケットが破損すると、エンジンオイルや冷却水が混合することがあり、それにより冷却水が漏れることがあります。シリンダーヘッドガスケットの故障は比較的深刻な問題であり、専門的な修理が必要です。
6. ヒーターコアのダメージ: ヒーターコアは車内の暖房を提供するための部品であり、冷却水を通じて熱を放出します。ヒーターコアに亀裂やダメージが生じると、冷却水が漏れ出し、車内に冷却水の臭いや水滴が現れることがあります。
7. 冷却システムの過圧: 冷却システムが過度に圧力を受けると、シールやホースが耐え切れずに漏れることがあります。これは冷却システムの圧力を正常範囲内に保つために、適切な冷却水の量や冷却ファンの作動状態を確認することが重要です。
[冷却水漏れの予兆は?]

エンジンルームや地面からの冷却水の漏れ: 車両を停止させた後、エンジンルームや駐車場に冷却水の水滴やプールが見られる場合があります。
冷却水の減少: 定期的に冷却水のレベルを確認し、不自然に早く減少している場合があります。
エンジン温度の上昇: 冷却水漏れにより冷却能力が低下し、エンジンの温度が通常よりも高くなることがあります。
エンジンの異常音やパフォーマンスの低下: 冷却不足によりエンジンの冷却が十分でなくなると、エンジンの異常音やパワーの低下が発生する可能性があります。
これらの兆候が見られた場合、専門家による冷却システムの点検と修理が必要です。冷却水漏れが放置されると、エンジンの過熱やその他の機械的損傷を引き起こし、修理費用が高額化する可能性があります。
[Audi A3冷却水漏れによる影響]

冷却水はエンジンを冷やし、適切な動作温度範囲内で維持するために必要です。冷却水が漏れると、以下のような影響が生じる可能性があります。
1. エンジンの過熱: 冷却水が十分に供給されない場合、エンジンの過熱が発生します。エンジンが過熱すると、シリンダーヘッドやシリンダーブロックが変形する可能性があり、最悪の場合にはエンジンの損傷や故障につながることがあります。過熱によりシリンダーヘッドガスケットが損傷すると、エンジンオイルや冷却水の混合が起こり、修理費用が高額になることもあります。
2. 機械的部品の損傷: 冷却水の漏れによりエンジンの機械的部品が影響を受けることがあります。特に高温で動作する部品や、冷却水の通路に影響を受ける部品は、冷却不足により耐久性が低下し、故障のリスクが高まります。
3. 冷却システムの効率低下: 冷却水が漏れると冷却システムの効率が低下し、エンジンの冷却能力が減少します。これによりエンジンのパフォーマンスが低下し、燃費や加速性能にも影響を与える可能性があります。また、冷却不足によりエンジンの温度管理が不安定になり、異常な騒音や振動が発生することもあります。
4. 走行安全性の低下: エンジンの過熱や冷却不足は走行安全性にも影響を与えます。例えば、エンジンが突然停止することで運転操作に支障をきたす場合や、冷却システムの問題が原因で長距離走行中にトラブルが生じることがあります。これは特に高速道路や過酷な気象条件下での走行時に危険を引き起こす可能性があります。
[Audi A3サーモスタットとは?]

Audi A3のサーモスタットは、エンジンの冷却システムにおいて重要な役割を果たす部品です。この装置はエンジンの動作温度を管理し、適切な範囲内で保つ役割を担っています。エンジンが適切な温度で動作することで、燃費の最適化や排出ガスの低減、そしてエンジンの寿命を延ばす効果が期待されます。サーモスタットは冷却水の流れを制御し、エンジンが十分に温まるまで流量を制限し、それ以降は全流量を流す仕組みを持っています。
[Audi A3ウォーターポンプとは?]

このポンプはエンジンの回転力を利用して冷却水を循環させ、エンジンの適切な動作温度を維持するための流れを作り出します。具体的には、エンジンが稼働している間、ウォーターポンプは回転し、冷却水をラジエーターからエンジンに戻し、熱を逃がす役割を果たします。
[ディーラーとのコストの違いとは]

今回の作業で比較してみますと、ディーラー価格の半分です!
今回の交換項目で40万オーバーしてきますが、適正なOEM部品と、もちろん純正部品しかない部品もありますので、高品質な部品を調達をさせて頂きます。
整備屋では、専門店ではございますが各輸入車メーカーの作業実績もございますのでしていつでもご相談いただければと思います!
[VW,Porcshe,Audi,jeepなど]
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
〒194-0038
東京都町田市根岸2-16-13
TEL: 042-794-4425
Email: info@seibiya-machida.com
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