フォルクスワーゲン/VW/GOLF8/ヴァリアント/エンジンオイル交換/オイルフィルター交換
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年6月23日
- 読了時間: 8分

この度は、フォルクスワーゲン/VW/GOLF8/ヴァリアント/エンジンオイル交換/オイルフィルター交換のご依頼を頂きました。
有難う御座います。

担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
今回のVW-GOLF8作業記録
GOLF8エンジンオイル交換の必要性
ディーゼルだとオイルが汚れやすい?
オイル交換のメリット•デメリット
[今回のVW-GOLF8作業記録]
○エンジンオイル及びフィルター交換
作業は、下抜きでの作業です。

今回のGOLF8は、現行モデルで保証期間の御車です。
作業させて頂き大変勉強になりました。
有難うございます!
では始めていきましょう!

アンダーカバーを外し、エンジンオイルパンのカバーも外します。
それからドレンボルトを抜きオイルを排出していきます。

オイルを抜いてる途中、オイルフィルターの場所を探しエンジン上から見ても無かった為下で確認エンジン前にいました!

ウォーターホース達と紛れてて、見つけた時なんか悔しかったです。


オイルフィルター真っ黒になってますね。
左が新品のオイルフィルターです。
新品オイルフィルターを装着します。

オイルフィルター取り付け後は、マーキングです!

ドレンボルトも新品交換しマーキング!

新しいオイルのレベル調整をし、作業完了です!
[GOLF8エンジンオイル交換の必要性]

ディーゼルエンジンでは、エンジンオイルが適切な状態でなければエンジンの性能や耐久性に大きな影響を及ぼす可能性があります。VW Golf 8のディーゼルエンジンについても同様の考え方が適用されます。
まず、なぜエンジンオイル交換が必要なのかを理解するために、エンジンオイルの役割について確認しましょう。エンジンオイルはエンジン内部の摩擦を減少させ、運転中に発生する熱を吸収し、エンジンの部品を清潔に保つ役割を果たします。また、エンジンオイルは時間とともに劣化し、粘度が低下することで潤滑性能が低下します。さらに、燃料や水分などの不純物がオイル中に混入することもあります。これらの要因が重なるとエンジンの性能が低下し、最悪の場合には故障の原因となる可能性があります。
VW Golf 8のディーゼルエンジンについては、メーカーから推奨される定期的なエンジンオイル交換が勧められています。一般的には、走行距離や運転条件に応じて定められた間隔での交換が推奨されます。これはエンジンの性能を維持し、長寿命化するために重要です。特にディーゼルエンジンでは、高い圧縮比や燃焼温度の高さからオイルの劣化が速く進む傾向がありますので、定期的な交換がより重要とされます。
また、エンジンオイルの交換時には単にオイルを交換するだけでなく、オイルフィルターも同時に交換することが推奨されます。オイルフィルターはエンジンオイルを浄化し、清潔な状態を保つ重要な役割を果たしています。定期的な交換がない場合、フィルターが目詰まりを起こしオイルの流れが悪くなることで、エンジンの潤滑性能が低下し、エンジン部品にダメージを与えるリスクが生じます。
[ディーゼルだとオイルが汚れやすい?]

ディーゼルエンジンがエンジンオイルが汚れやすい理由について、詳しく考察してみましょう。
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンと比較して燃焼の特性や運転条件が異なるため、エンジンオイルが汚れやすい要因がいくつか存在します。これらの要因を理解することで、なぜディーゼルエンジンの場合には定期的なエンジンオイル交換が重要かを明確にすることができます。
1. 高圧縮比と燃焼温度の影響
ディーゼルエンジンは一般的にガソリンエンジンよりも高い圧縮比を持ちます。この高い圧縮比により燃焼温度も高くなり、エンジン内部での熱負荷が大きくなります。高温下での燃焼はエンジンオイルの劣化を加速させ、オイル中の添加剤が消耗しやすくなります。また、高温で燃焼することでエンジン内部の微粒子や不純物がオイルに混入しやすくなるため、オイルが早期に汚れます。
2. 粒子フィルター(DPF)の存在
ディーゼルエンジン車両の多くは、大気中の粒子物質の排出を規制するために粒子フィルター(DPF)を装備しています。これは排気ガス中の固形粒子を捕捉する装置であり、排気からの微粒子がエンジンオイルに戻ることでオイルの汚れが引き起こされる可能性があります。特に低速での運転や適切なメンテナンスが行われない場合、DPFの再生過程での燃焼によってオイル中に微粒子が送り込まれることがあります。
3. 燃料の不完全燃焼とオイルへの影響
ディーゼル燃料はガソリンよりも粘度が高く、完全燃焼が保証されないことがあります。不完全燃焼によって排気ガス中に炭化水素や酸化窒素、硫黄化合物などの有害物質が生成され、これらがオイルに吸収されて汚れを引き起こすことがあります。特に短距離運転や低負荷運転が多い場合、エンジンが完全に温まらないため、不完全燃焼のリスクが高まります。
4. オイルの寿命と交換の重要性
ディーゼルエンジンの特性から、オイルが早期に汚れやすくなることが理解されました。定期的なエンジンオイル交換は、これらの汚れや劣化物質を取り除き、エンジンの潤滑性能と耐久性を確保するために不可欠です。メーカーが推奨する交換間隔を守ることで、エンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことが可能です。
5. 運転条件とメンテナンスの影響
最後に、ディーゼルエンジンの運転条件もオイルの寿命に大きな影響を与えます。例えば、長距離高速運転や定期的なエンジンの完全な温まりが行われる状況では、オイルがより長持ちする傾向があります。一方で、都市部での短距離運転や低速運転が多い場合は、オイルの汚れが速く進みます。
以上の理由から、ディーゼルエンジンがエンジンオイルが汚れやすい要因には、高圧縮比と燃焼温度の影響、粒子フィルターの存在、燃料の不完全燃焼、定期的なメンテナンスの重要性などが挙げられます。これらの理解を基に、適切なメンテナンススケジュールを守り、信頼性と耐久性のあるエンジンの維持を目指すことが重要です。
[エンジンオイル交換のメリット•デメリット]

ディーゼルエンジンのエンジンオイル交換には、さまざまなメリットとデメリットが存在します。それぞれを詳しく考察してみましょう。
メリット
エンジンの保護と性能維持: エンジンオイル交換は、エンジンの内部部品を適切に潤滑し、摩耗や熱から保護する役割を果たします。特にディーゼルエンジンでは、高い圧縮比と燃焼温度の影響でオイルが早期に劣化するため、定期的な交換が性能維持に不可欠です。
汚れや不純物の除去: エンジンオイルは使用中に微粒子や不純物を吸着します。定期的な交換によりこれらの汚れを除去し、エンジン内部を清浄に保ちます。これによりエンジンの効率が向上し、故障や損傷のリスクを低減します。
冷却効果の維持: エンジンオイルは熱を吸収し、エンジン内の温度を安定させる役割も担っています。新しいオイルは優れた冷却効果を発揮し、エンジンの過熱を防ぎます。これによりエンジンの寿命を延ばし、パフォーマンスを維持します。
燃費の向上: 適切なオイルでエンジンを保護することで、燃費も改善される場合があります。摩擦が減少し、エンジンの効率が向上することで燃料消費が低減される可能性があります。
エコロジーと規制の遵守: 使用済みオイルの適切な処理やリサイクルは環境保護に貢献します。また、一部の地域ではエンジンオイルの使用と交換に関する規制があります。定期的な交換はこれらの規制を遵守するためにも重要です。
デメリット
コストと時間の負担: エンジンオイル交換には時間とコストがかかります。特に専門的な作業を行う場合、作業料金やオイル自体のコストが負担となる場合があります。
デメリットを考えてみましたが、コスト以外思う事はありませんでした。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
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