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整備屋BMWマイスター野村のBMW/MINIウィークポイント解説

  • 執筆者の写真: GARAGENT ガレージェント
    GARAGENT ガレージェント
  • 2025年10月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:2025年11月6日


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整備屋の野村と申します

今回はBMWとMINIのウィークポイントについて解説していきたいと思います



【BMW・MINIのウィークポイント解説】オーナーなら知っておきたい持病と対策

BMWやMINIといえば、走りの良さやデザイン性の高さで多くのファンを持つプレミアムブランド。ハンドリングの楽しさや、しっかりとしたボディ剛性、上質な乗り味など、国産車では味わえない魅力があります。

しかし、長く整備現場でBMWやMINIを見ていると、共通して現れる“ウィークポイント(持病)”がいくつかあります。決して「悪い車」という意味ではありませんが、特徴を理解しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、長く快適に乗り続けることができます。

今回は、BMW・MINIの代表的なウィークポイントを整備士目線で解説します。


まずはオイル漏れについて解説していきます



① オイル漏れ ― BMW・MINI共通の「持病」

BMWもMINIも、エンジンオイル漏れは定番トラブルのひとつ。特にゴムや樹脂のパッキン類の劣化による滲み・漏れが多く見られます。

代表的な漏れ箇所は以下の通りです。

  • オイルフィルターハウジング

  • エンジンヘッドカバー(タペットカバー)

  • バキュームポンプ

  • オイルパンガスケット

  • クランクシャフトシール

これらはエンジンの熱と経年劣化により、ゴムが硬化・収縮して密閉性が落ちるのが原因です。特に**N系・B系エンジン(BMW・MINI共通設計)**は、5〜6万kmを超えるとオイル滲みが目立ち始めます。

💡 整備士のポイント                   早めの発見が肝心。エンジン下部にオイルがにじんでいたり、焦げ臭い匂いがしたらすぐ点検を。放置するとオルタネーターやベルトにオイルが付着し、二次トラブルに発展します。

続いて冷却水漏れの解説していきます


② 冷却水漏れ・オーバーヒート ― プラスチック部品の劣化

BMW・MINIは冷却系統にも樹脂パーツが多用されています。軽量化とコストダウンのためですが、経年劣化により割れやすく、**冷却水漏れ(クーラント漏れ)**の原因になります。

よくある箇所は:

  • ウォーターポンプ(電動式)

  • サーモスタットハウジング

  • ラジエター

  • ラジエターホース

  • エキスパンションタンク(サブタンク)

これらが劣化すると、少しずつ冷却水が減り、気づかないうちにオーバーヒートを起こすこともあります。MINIでもBMWでも、**「冷却水が減る=要注意サイン」**です。

💡 整備士のポイント                   冷却水が減るのは蒸発でも少しずつ減りますが“漏れの可能性”が高いです。タンクの水位を定期的にチェック。冷却水漏れやオイル漏れは漏れ箇所を修理したあとすぐに別の箇所から漏れることがよくあります。この原因としては漏れている箇所が交換されることにより次に弱っている箇所へと圧力が逃げようとするためと思われます。ですので作業時は予防整備を含めホースなど同時交換をお勧めします。

続いて警告灯について解説していきます


③ エンジン警告灯の点灯 ― センサー系のトラブル

BMW・MINIは電子制御が非常に多く、各種センサーがエンジン制御や安全装備に関わっています。そのため、センサーの劣化・接触不良でエンジン警告灯や様々な警告灯が点灯することが多いです。

代表的な例:

  • O2センサー(排気系)

  • エアフロ(エアマス)メーター(吸気量測定)

  • カムシャフトポジションセンサー

  • スピードセンサー(ABS)

これらは「エンジンは普通に動いているのに警告灯だけ点く」というケースも多く、放置されがち。しかし、燃費悪化や始動不良の原因になるため注意が必要です。

💡 整備士のポイント                 BMW・MINIは診断機でのエラー解析が必須。単純なセンサー不良か、ECU側の誤作動かを見極めることが重要です。診断機でセンサーのエラーがのっていても他に原因がありエラーが出ている可能性もあります。ですのでBMW・MINIを熟知したメカニックに診断をお任せください。

続いて足回りやブッシュ類について解説していきます



④ 足回り・サスペンションブッシュ・エンジンマウントの劣化 ― 乗り味の低下

BMWやMINIの乗り味を支えているのが、サスペンションブッシュやマウント類。しなやかで安定した走りの要ですが、ゴム製なので経年劣化は避けられません。

劣化すると以下のような症状が出ます。

  • 段差でゴトゴト音

  • 直進安定性が悪い

  • ステアリングがブレる

  • タイヤの片減り

特にMINIはコンパクトで足回りの動きがタイトなため、ブッシュの劣化が体感しやすい傾向があります。

💡 整備士のポイント                   ブッシュが劣化していると“BMWらしい乗り味”が失われます。足回りのゴムパーツは8万kmを目安にリフレッシュするのがおすすめ。特に今現在多いのがエンジンマウントの劣化です。エンジンマウントが切れてしまうとエンジン始動時に振動や音が出たりエアコン使用時に振動が大きくなります。徐々に振動が大きくなるので気付きにくい箇所ですが少しでも違和感を感じたらお気軽にお問い合わせください。

あと多い症状はBMWのヘッドライトの結露とMINIのヘッドライトレンズのくすみです

BMWのヘッドライト結露はレンズ内側が曇る症状の時には内部に水が溜まっている可能性が高いので早めのコーキング処置を強くお勧めします。そのままにしておくと症状が悪化してヘッドライト本体の交換が必要になります。

ヘッドライトレンズのくすみはライトの光量が下がり夜見えずらい・車検不適合になる要因となります。レンズ表面を削りコーティング処置を施せば新品のようなクリアな状態へと戻りますのでこちらも是非お問い合わせください。


レンズ磨き・コーティング解説


施工前

施工中(表面のくすみを削り落とします)

施工後

このように綺麗に仕上がります


その他車種によりウィークポイントや点検した方がいい箇所などございますのでお気軽にお問い合わせ下さい


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