Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/S550/W222/ワンオフマフラー交換/フロントパイプ/リアマフラー交換/EBM取付け
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年7月13日
- 読了時間: 9分

この度は、メルセデスベンツW222 S550のマフラー交換ご依頼を頂きました。
毎度遠方から有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[今回のW222 S550整備記録]
まずはリフトアップします!
純正マフラー状態です!

S550は、M278エンジンV8です。
なめらかなシフトチェンジとサウンド魅力的です。


マフラーカッターを取り外しました!

フロントパイプ左右とも外しました!
マフラー重たいので二人係でおろしていきます!

リアマフラーもスッキリ取れました!

今回取付けていくのがこちらです!
写真用に綺麗に並べてみました!
こちらは海外からの特注品ですので、届くまでに少し掛かりましたね!
EBMキットも入ってます!
では、新品を組んでいきます!

フロントパイプ設置完了!

O2センサー・キャンセラー設置しました!

すべて装着完了しました!

ピッカピカですね!
あとはEBM配線等設置しましてサウンドチェック!
V8のサウンドも凄いですが変わり方がとんでもなくびっくりしました。。
[マフラー交換のメリット・デメリット]

メリット
音質の改善: マフラーを交換することで、エンジンの排気音が変化し、スポーティーで迫力のあるサウンドになることがあります。特にパフォーマンス志向のオーナーにとって、魅力的な音質は重要な要素です。
パフォーマンスの向上: 適切なデザインのマフラーに交換することで、エンジンの排気効率が改善される場合があります。これにより、若干ながらエンジン出力やトルクが向上することが期待できます。
見た目のカスタマイズ: オリジナルのマフラーよりもスポーティーなデザインや、車両の外観に合ったカスタムマフラーを選ぶことができます。これにより、個性的な外観を作り出すことが可能です。
耐久性の向上: 高品質のマフラーに交換することで、耐久性が向上する場合があります。特にステンレス鋼などの素材を使用したマフラーは、錆びにくく長持ちする傾向があります。
排気効率の改善: 最新のテクノロジーを採用したマフラーは、排気ガスの流れを最適化し、燃費の向上に寄与することがあります。これにより、長期的なランニングコストの節約が期待できます。
デメリット
法規制への適合性: マフラー交換により、排気音が規制を超える場合があります。法律で規定された騒音規制に適合していない場合、道路交通法違反となる可能性があります。
保証の失効: 車両の保証に関しては、マフラーの改造が原因で保証が失効することがあります。メーカーの規定によっては、非純正の部品による変更が保証対象外とされることがありますので、注意が必要です。
取り付けの技術的な難しさ: 高度な技術と設備が必要な場合があります。特に現代の複雑なエンジン配置や排気システムでは、専門知識を持った専門家による取り付けが推奨されます。
不適切な選択によるパフォーマンス低下: 適切なマフラーを選ばない場合、排気効率やエンジンのパフォーマンスが低下することがあります。低品質なマフラーは、逆にパフォーマンスを損なう原因にもなり得ます。
考慮すべきポイント
法規制の確認: マフラーの音量や形状が、現地の法規制に適合しているかどうかを確認しましょう。
品質とブランドの選択: 高品質で信頼性のあるブランドのマフラーを選ぶことが重要です。
専門家のアドバイス: 専門知識を持ったメカニックやチューニングショップのアドバイスを受けることで、最適な選択ができます。
保証とメンテナンス: 車両の保証やメンテナンス計画に影響を与える可能性があることを考慮しましょう。
以上が、メルセデスベンツW222 S550のマフラー交換に関するメリットとデメリット、および考慮すべきポイントについての解説です。マフラーの交換は、パフォーマンスや見た目を向上させる可能性がありますが、慎重な検討と専門家の助言を得ることが重要です。
[EBMとはなにか]
EBMとは「エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュール」
概要
エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュールは、車両の排気システムに装備される制御装置です。このモジュールの主な役割は、排気系から発生する音や排気の流れを制御し、運転条件や運転者の要望に応じて変化させることです。具体的には、マフラーに装備されたバイパスバルブを制御して、排気音量や排気の流れを調整します。
機能
排気音の制御: エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュールは、バルブの開閉を制御することで排気音量を調整します。バルブを閉じると排気音が抑えられ、静粛な走行が可能になります。一方で、バルブを開放すると排気音が増加し、スポーティーなサウンドを楽しむことができます。
排気ガスの流れの最適化: バイパスバルブの開閉は、排気ガスの流れを調整することも目的としています。特に高負荷時や高回転時には、バルブを開放して排気抵抗を減らし、エンジンのパフォーマンスを最適化する役割があります。
運転モードに応じた切り替え: 多くのモジュールは、運転モードや運転条件に応じて自動的にバルブの制御を行います。エコモードでは静粛性を重視し、スポーツモードでは排気音の増加を許容するようにプログラムされています。
ドライバーの操作による制御: 一部の車両では、ドライバーが手動でバイパスバルブを開閉することができるコントロールが用意されています。これにより、ドライバーは自分の好みや走行状況に応じて排気音を調整することが可能です。
利点
エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュールの採用には、以下のような利点があります。
音質のカスタマイズ: マフラーのバイパスバルブを制御することで、排気音の音質を調整できます。これにより、静粛な走行とスポーティーな走行の両方をバランス良く楽しむことができます。
パフォーマンス向上: 高負荷時における排気抵抗の低減や、排気ガスのスムーズな流れを確保することで、エンジンのパフォーマンスが向上します。特にスポーツ走行時には効果が顕著です。
燃費の向上: 適切に設計されたバイパスバルブは、エンジンの効率化に寄与し、燃費の向上に貢献することがあります。特にエコモード時には排気抵抗を最小限に抑えることで、燃費が改善されることがあります。
法規制への対応: マフラーの音量が法規制を超えないように、適切に設計された制御システムは法的規制に対応することができます。これにより、運転中の法的な問題を回避することが可能です。
車両への影響
エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュールが車両に与える影響は、主に以下の点に集約されます。
コンフォートとパフォーマンスのバランス: モジュールは排気音量を調整するため、静粛性とスポーティーなサウンドのバランスを提供します。これにより、ドライバーは異なる運転状況に応じて快適な走行を楽しむことができます。
技術的な要件とメンテナンス: モジュールは高度な電子制御技術を必要とするため、適切なメンテナンスや診断が必要です。定期的な点検やシステムのソフトウェアアップデートが推奨されます。
カスタマイズの柔軟性: バイパスバルブのコントロールが可能なシステムは、ドライバーのカスタマイズの幅を広げます。特にチューニング愛好家やパフォーマンス志向のユーザーにとって、重要な要素となります。
結論
エキゾースト・バイパスバルブコントロール・モジュールは、現代の高性能車両において重要な技術として位置付けられています。その革新的なデザインと機能により、ドライバーは走行体験をより快適で楽しいものにすることができます。静粛性とパフォーマンスの両立を可能にするこの技術は、自動車メーカーとユーザーの間で広く受け入れられており、今後もさらなる進化が期待されます。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
〒194-0038
東京都町田市根岸2-16-13
TEL: 042-794-4425
Email: info@seibiya-machida.com
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