東京都町田市からお越しの I 様今回エンジン不調にてご入庫いただきました 整備担当BMWマイスター野村
- GARAGENT ガレージェント
- 11月1日
- 読了時間: 3分
更新日:11月6日

BMW 1シリーズ F20 インジェクター交換

今回の症状はエンジンがブルブルと調子が悪くなったり加速が悪くエンジンの警告灯が点灯
診断機にて診断をすると1番シリンダーのエンジンミスファイアー
診断を進めていきイグニッションコイル・スパークプラグを入れ替えても症状変わらず

インジェクターを取り外して点検

かなり汚れが付着して詰まっている状態でした


新品との比較画像
💉BMWのインジェクターって何?人間の体で言うと「血液を送り出す心臓の一部」!
BMWに限らず、近年の車は高精度な電子制御燃料噴射システム(インジェクションシステム)を採用しています。その中心的な役割を担うのが「インジェクター」です。
とはいえ、「インジェクターって何をしている部品なの?」という方も多いはず。そこで今回は、人間の体に例えてわかりやすく説明します!
🚗 インジェクター=血液を送り出す“血管の末端”
エンジンは、人間でいえば「心臓」のような存在。燃料(ガソリンや軽油)は、体内を流れる「血液」のようなものです。
そしてインジェクターは、その血液を正確な量で“各細胞”に送り届ける血管の末端にあたります。
つまり、燃料ポンプが「心臓」だとすれば、インジェクターは「毛細血管」や「点滴の針」のような部分。エンジンのシリンダー内に、超細かい霧状の燃料を噴射し、燃焼をサポートしているんです。
⚠️ インジェクターが詰まるとどうなる?
人間で言えば、「血管が詰まる」のと同じです。燃料の通り道が汚れやカーボンで詰まると、血液(燃料)がスムーズに流れず、以下のような症状が現れます。
アイドリングが不安定
エンジンの吹け上がりが悪い
加速時に息継ぎする
燃費が悪化する
排気ガスが黒い・臭い
まさに「血流が悪くなって、体がだるい」状態です。
🧰 BMWでよくあるインジェクタートラブル
BMWでは、特に**直噴エンジン(N系・B系)**のモデルでインジェクターのトラブルが比較的多く見られます。
燃料に含まれる微細なゴミやカーボンが蓄積すると、噴射量のバラつきや燃焼ムラが発生し、チェックランプ(エンジン警告灯)が点灯するケースも。
放置すると、燃焼室の過熱・ピストン損傷・触媒劣化など、重大な故障に発展する可能性もあります。
💡 定期的な「血液サラサラ」メンテナンスが大切!
人間が健康診断や血液検査を受けるように、車も定期的な燃料系メンテナンスが必要です。
おすすめの対策は以下の通り👇
1️⃣ 燃料添加剤の使用 → カーボン汚れを分解して詰まりを防止。
2️⃣ インジェクター洗浄 → 専用クリーナーで内部をクリーニング。
3️⃣ インジェクター交換 → 劣化が進んでいる場合は新品に交換。
特にBMWは噴射精度がシビアなので、少しの汚れでも性能に影響します。
🧑🔧 まとめ:インジェクターは「エンジンの血管」!
人間の体 | 車の仕組み |
心臓 | 燃料ポンプ |
血液 | ガソリン |
血管 | フューエルライン |
毛細血管・点滴針 | インジェクター |
インジェクターが健康でなければ、エンジンも本来の力を発揮できません。
最近、「アイドリングが不安定」「燃費が落ちた」などの症状がある場合は、それは“血流が悪くなっているサイン”かもしれません。
⚫─────────────────────────
🚘 SEIBIYA – 整備屋
Imported Car Service Garage / Since 2024
BMW・MINIをはじめ、輸入車の点検・修理・車検は確かな技術と誠実な整備で信頼を積み重ねる**「整備屋」**へ。
📍 〒194-0038東京都町田市根岸2-16-13
📞 Tel:042-794-4425✉️ Mail;info@seibiya-machida.com
🕐 営業時間: 9:00〜18:00🛠️ 定休日: 水曜日
💬 LINEでのご相談も歓迎!

Precision. Passion. Performance.町田で輸入車を整えるなら、SEIBIYA
⚫────────────────────────────────────────
⚫────────────────────────────────────────





コメント