【メルセデス・ベンツ|Gクラス|W463|ゲレンデ】サブバッテリー劣化の為サブバッテリー交換|神奈川県横浜市T様
- no11baske
- 6 日前
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メルセデス・ベンツ Gクラス(W463)
ご依頼内容

「バックアップバッテリー故障」の表示が出たとのことで点検させていただいたところ、経年劣化がみられたので交換します。

作業風景|サブバッテリー交換

ゲレンデのサブバッテリーは、メインバッテリーの下に設置されており、そのメインバッテリーは後部座席の足元にあります。

フロアカーペットをめくって、フタを外すとメインバッテリーが見えます。

メインバッテリーを取り外すと下にサブバッテリーが見えます。

手前が外したサブバッテリー、奥が新品サブバッテリー

新品サブバッテリーを取り付け、逆の手順で組みつけていきます。

交換後診断機をつなぎ、メモリリセットをして終了です。
無事メッセージも消えました。

【メルセデス・ベンツGクラス(W463)】サブバッテリー交換の必要性と用途を徹底解説
メルセデス・ベンツGクラス(W463)は、長い歴史を持つ本格オフローダーでありながら、電子制御の高度化により現代的な快適性を備えた人気モデルです。その一方で、電子制御が増えたことで サブバッテリー(補助バッテリー)の存在が非常に重要な役割 を担っています。
「最近Gクラスでアイドリングストップが使えない」
「メーターにバッテリー警告が出る」
こんな症状が出始めたら、サブバッテリーの劣化が疑われます。本記事では Gクラス(W463)のサブバッテリーの用途・役割・交換の必要性・注意点 をプロの視点でわかりやすく解説します。
■ サブバッテリーとは?Gクラス(W463)での役割
メルセデス・ベンツでは、車種によって「メインバッテリー」と「サブバッテリー」が搭載されており、W463 Gクラスも例外ではありません。特に電子制御が多い後期型では、サブバッテリーの働きが車両の安定性に大きく影響します。
● サブバッテリーの主な用途
W463でのサブバッテリーの役割は以下の通りです。
アイドリングストップ機能のバックアップ電源
電装品の安定稼働をサポート
メインバッテリーの急激な電圧低下を防ぐ緩衝役
各ユニットの電源保持(メモリー保持)
非常時の電源確保
特にGクラスは走行中に多くのユニットが動作しています。エアサス・ABS・ESP・ナビ・オーディオ・パワーシートなど、多数の電装システムを安定して動かすための “縁の下の力持ち” がサブバッテリーなのです。
■ サブバッテリーが劣化するとどうなる?
サブバッテリーは小型ながら非常に重要な役割を果たすため、劣化すると目に見えるトラブルが起こりやすいです。
【よくある症状】
アイドリングストップが作動しない
メーターに「サブバッテリー異常」警告
停車中に電源が不安定になる
オーディオやナビの動作が不安定
エンジン停止後のメモリー機能がリセットされる
特に、Gクラスは車重が重く電装負荷も多いため、サブバッテリーが弱るとメインバッテリーへ負担がかかり、結果として メインバッテリーも早期に劣化する という悪循環になります。
■ Gクラス(W463)サブバッテリーの交換時期
サブバッテリーの寿命は使い方にもよりますが、一般的に以下のタイミングが目安です。
平均寿命:2〜4年程度
アイドリングストップを多用する車は短命傾向
短距離走行が多い場合は特に早く劣化
Gクラスは街乗り・チョイ乗りが多いユーザーも多いため、普通乗用車よりもサブバッテリーの劣化が早くなるケースがあります。
【交換を検討すべき場面】
車検ごと(2年おき)に電圧を点検
アイストが頻繁に作動しない
メーター警告が一度でも点灯した
小さな劣化でも放置すると、メインバッテリーの寿命にも影響するため早めの交換がおすすめです。
■ まとめ:Gクラス(W463)のサブバッテリーは早めの交換が安心
メルセデス・ベンツGクラス(W463)は、電子制御が多い現代的な車です。そのため、サブバッテリーは小型ながら非常に重要な機能を担っています。
アイドリングストップ機能の電源
電装品の安定稼働
メインバッテリーの負荷軽減
これらを支える“縁の下の力持ち”がサブバッテリーです。
警告灯が点灯したり、アイドリングストップが作動しない場合は、ぜひ早めに点検・交換をおすすめします。適切なサブバッテリー管理は、Gクラスの性能を長く維持するための大切なポイントです。

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