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【メルセデス・ベンツ|CLA45AMG|W117】DCTオイルの交換及びコントロールユニットのアダプション|東京都町田市T様

  • 2025年11月22日
  • 読了時間: 4分

メルセデス・ベンツ CLA45 AMG(W117)


交換時期ということで

・DCTオイル交換

・DCT各種フィルター、ボルト類交換

・オイル交換後コントロールユニットのアダプション

の作業をさせていただきました。





実際の作業風景


エアクリーナーハウジングを取り外し、ミッション上部へアクセスできるようにします。


オイル排出。

最近メルセデスのDCTオイル交換のご依頼多いですが、AMGはやはりノーマルグレードと比べてオイル劣化早い気がします。


外したドレンボルト。

先端部分がマグネットになっておりトランスミッション内部の鉄粉を吸着するような仕組みになっています。

鉄粉の量もAMGの方が多いような気がします。


外したオイルフィルター


・ミッションオイルパンガスケット

・内部オイルフィルター

・外部オイルフィルター

・ドレンボルト

・ドレンワッシャー

これらを新品へ交換


オイル充填後、温度を合わせてコントロールユニットのアダプションを実施。

最後に試運転をして問題なければすべて終了です。




【メルセデス・ベンツCLA(W117)】DCTオイル交換とDCTコントロールユニットのアダプション調整|定期交換が必須な理由とは?


メルセデス・ベンツCLA(W117)は、軽快な走りと高効率を両立する7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載しています。しかしこのDCTは、定期的なメンテナンスを怠ると、シフトショックや変速遅れ、発進時のジャダーなどトラブルが発生しやすい繊細なユニットでもあります。


今回は、CLA(W117)のDCTオイル交換と、作業後に欠かせないDCTコントロールユニットのアダプション(初期学習)について解説します。「変速がぎこちない」「走りが重く感じる」という方にも参考になる内容です。




■ DCT(デュアルクラッチトランスミッション)とは?


DCTは、奇数段・偶数段でそれぞれ別のクラッチを持ち、次のギアをあらかじめ待機させることで、素早く滑らかな変速を実現する仕組みです。

CLA(W117)の7速DCTの特徴

  • スポーティで素早いシフトチェンジ

  • 高効率で低燃費

  • 機械式ATの中では繊細な構造で、オイル管理が非常に重要

特にベンツのDCTは熱の影響を受けやすく、オイルの酸化・劣化が進むとトラブルに直結します。




■ DCTオイル交換が必要な理由


DCTオイルは「一応長寿命」とされていますが、実際には約4〜5万kmごとの交換が推奨される消耗品です。その理由は以下の通りです。


1. オイル劣化が変速品質に直結する

DCTはクラッチ制御・油圧制御が非常に繊細で、オイルの状態=変速の質と言っても過言ではありません。劣化したオイルでは油圧が安定しないため、

  • シフトショック

  • 発進時のジャダー

  • ギア抜け

  • 変速遅延

などが発生します。


2. 変速トラブルの予防

DCTのメカトロニクス(コントロールユニット)は非常に高価で、故障すると20万円以上の修理費になるケースも。定期的なオイル交換は、こうしたトラブルを予防する最も確実な方法です。


3. アイドリング時の振動軽減

オイルが新しくなることでクラッチの作動がスムーズになり、発進時や低速走行時の振動が軽減されます。




■ DCTコントロールユニットのアダプション(初期学習)とは?


オイル交換後に必ず行いたいのが、この**アダプション(学習リセット+再学習)**です。


● なぜアダプションが必要なのか?

DCTは走行状況に合わせて以下を学習しています。

  • クラッチの摩耗量

  • 変速タイミング

  • 発進クラッチの接続ポイント

オイル交換後も以前の劣化オイル状態のデータが残っていると、新しいオイルでも正しい制御ができない状態になってしまいます。


● アダプションを行うと…

  • 変速ショックの改善

  • 発進クラッチのスムーズさ向上

  • ギアチェンジのもたつきを解消

  • 全体的なドライブフィールの向上


CLAの本来の軽快なシフトフィールが戻ります。




■ まとめ|CLA(W117)はDCTオイルとアダプションが鍵


メルセデス・ベンツCLA(W117)のDCTは、性能面では優秀ですが、オイル管理と電子制御のリセットが非常に重要なトランスミッションです。


● 本記事のポイント

  • DCTオイルは4〜5万kmごとに交換が推奨

  • 劣化したオイルは変速ショックやジャダーの原因

  • オイル交換後は必ずアダプション(初期学習)を行う

  • 正しい作業でCLA本来のシフトフィールが復活


「最近変速がぎこちない」「DCTの動きが気になる」というCLAオーナー様は、早めの点検とオイル交換がおすすめです。




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