top of page

【メルセデス・ベンツ|Bクラス|W246】車検整備からスパークプラグの交換と前後ブレーキパッド交換のご紹介|東京都国立市I様

  • 2025年11月8日
  • 読了時間: 7分

メルセデス・ベンツ Bクラス(W246)

今回は車検のご依頼で入庫いただきました。

・法定点検

・ブレーキフルード交換

・エアコンフィルター交換

・前後ブレーキパッド交換(低ダストタイプ)

・スパークプラグ交換

の作業をさせていただき、その中から「スパークプラグ交換」と「前後ブレーキパッド交換」の作業をご紹介いたします。





スパークプラグ交換の作業風景


エンジンのカバーを外すとその下はこんな感じになっており、


指で触っている部品が「イグニッションコイル」です。

このイグニッションコイルを外した先にあるのが「スパークプラグ」で、今回交換する部品になります。

ご覧の通り大きなパイプが邪魔をしてこのままではイグニッションコイルすら外せないのでまずはパイプを外します。


このパイプ自身にいくつかコネクターやホースが接続されているのと、ほか配線の通り道にもなっているためパイプに配線やホースが固定されていますのでそれらをすべて外します。

あとは固定されているホースバンドを緩めると取れますが、非常に知恵の輪です。

初見だとここでてこずると思います。


パイプが外れるとこんな感じ。

👉でさしている4つの黒い部品がイグニッションコイルです。

今回は4気筒のエンジンですので4本です。

もちろんこれが6気筒であれば6本、8気筒であれば8本取り付けられています。


イグニッションコイルを外した写真。

この穴の奥にスパークプラグが取り付けられています。


左新品部品 右外した部品
左新品部品 右外した部品

あとは新品部品を逆の手順で取り付けて終了です。




フロントブレーキパッド交換 作業風景


まずはフロントブレーキパッドから交換します。

今回は低ダストタイプのブレーキパッドへ交換。


パッドセンサー、センサー受け部、キャリパー裏のボルト2本を外すとキャリパーが外れます。

キャリパーが外れたらあとはパッドを取り外すだけです。


外したブレーキパッド
外したブレーキパッド
新品 低ダストタイプのブレーキパッド
新品 低ダストタイプのブレーキパッド

ブレーキパッドを交換する際、ブレーキローターがある程度摩耗していると写真の👉で指している部分がパッドに干渉し、ブレーキ鳴きを起こす場合があります。

ブレーキローターも同時交換であればさほど心配はしなくてよいですが、パッドのみ交換の場合はブレーキ鳴きのリスクがありますのでこの部分のパッド面のへりをあらかじめ削って干渉しないようにします。


削ったパッドがこちらです。

👉でさしているところを削っています。

削りすぎると今度はブレーキローターの端の部分がパッド当たらなくなりそこだけ摩耗しないので1周錆びたりします。削りすぎも注意です。

あくまでもブレーキローターのミミに干渉してブレーキ鳴きしてしまうのを防ぐための処置ですので、制動力には全く問題はありません。


パッド摩耗センサーも交換しますので新品パッドにセンサー取付。


パッドグリスを適所に塗布。

これもブレーキ鳴きの予防にもなります。


取り付け。


キャリパー裏のボルトも新品に交換。

ロックタイトが塗られているため再使用は推奨しません。

ベンツ用のパッドを購入するとほぼほぼ新品ボルトもついてきますのでそれを使用します。

社外部品等で新品ボルトが付いてこない場合はロックタイトを塗りなおした方がいいです。


キャリパー裏のボルトを規定トルクで締め付け、センサー部分も取り付けたら終了です。

反対側はセンサーがないだけでほかはすべて同じ作業になります。





リアブレーキパッド交換 作業風景

続けてリアブレーキパッドの交換をご紹介します。

リアのブレーキは取り外し前に必須工程がひとつあります。

それは電動パーキングブレーキの解除、ブレーキパッド交換モードへの移行です。


他メーカーは診断機を使ってパッド交換モードに移行することがほとんどですが、メルセデスの場合はほぼほぼメーターからいけます。

コマンド入力して裏画面に入るとこのようなメニューが表示され、今回はパッド交換なので「ブレーキパッド交換」を選択。


車両後方から「ウィーーーーン」という音とともにパッド交換モードに移行されます。

この画面になったらキーオフして、取り外し作業が可能になります。


フロント同様キャリパー裏のボルトを外し、キャリパーを外します。


外したリアパッド。


リアはキャリパー裏のボルトに加え、パッド取付部の金具も交換になります。

上が新品で下が外した部品です。

リアはパッドセンサー未使用です。


溜まっていたブレーキダストを清掃し、新品金具を取り付け。


フロント同様ローターのミミに干渉する部分を削ります。

フロントよりリアのブレーキローターの方がミミが出ていたためパッドの端をフロントよりも深く削っています。


パッドグリスを同じように適所に塗布し、取り付け。


キャリパー裏のボルトを規定トルクで締め付けて終了。



作業風景は以上になります。

このあとにそれぞれの作業項目に関する説明を記載しますので気になる方は読んでみてください。





■ スパークプラグ交換の重要性


● スパークプラグとは?

スパークプラグは、エンジン内部で燃料に火花を飛ばし、燃焼を起こすための重要な部品です。W246ではターボエンジンが採用されているため、スパークプラグへの負荷が高く、定期交換が推奨されています。


● 交換時期の目安

メルセデスのメーカー指定交換時期は4年または40,000km毎となっています。

その他車種の一般的な目安としては 40,000〜60,000km。走行距離が増えると電極の摩耗や汚れが進行し、以下の症状が現れることがあります。

  • アイドリングが不安定になる

  • 加速が鈍くなる

  • 燃費が悪化する

  • エンジン警告灯が点灯する場合も

これらはまさにスパークプラグ劣化のサイン。早めの交換がトラブル予防につながります。


新品プラグへ交換すると、エンジンの吹け上がりが向上し、アクセルレスポンスも改善されます。




■ 低ダストブレーキパッドのメリット


今回の整備では 低ダストタイプのブレーキパッド を使用しました。輸入車オーナーの多くが悩む「ホイールの強い汚れ(ブレーキダスト)」ですが、低ダストパッドを選ぶことで大きく改善できます。


● 低ダストパッドの主なメリット


1. ホイールが汚れにくい

純正パッドは制動力が高い反面、ダストが多く発生します。低ダストタイプに変更すると、汚れの付着が大幅に減り、洗車の手間も軽減できます。


2. 長寿命でコストパフォーマンスが良い

材質が安定しているため、摩耗しにくく寿命が長い傾向にあります。メンテナンス頻度が減ることも大きなメリットです。


3. ブレーキフィールは純正に近い

最近の低ダストパッドは性能も向上しており、違和感のない制動力を確保できます。街乗り中心のBクラスユーザーには非常に相性が良い選択です。


4. ホイールコーティングとの相性が良い

低ダスト化とコーティング施工を組み合わせることで、日常の洗車が楽になり、車全体の美観を保ちやすくなるのもポイント。




■ まとめ|W246は定期メンテで性能を維持できる


メルセデス・ベンツW246のスパークプラグ交換とブレーキパッド交換は、どちらも車の「走る」「止まる」に直結する重要な整備です。


  • スパークプラグ交換 → エンジン性能の回復

  • 低ダストブレーキパッド → 静かでクリーンなブレーキ環境


定期的な整備を行うことで、W246本来の快適な走りを長く楽しむことができます。

W246のメンテナンスでお悩みの場合は、早めに専門店へ相談することをおすすめします。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


整備屋


〒194-0038

東京都町田市根岸2-16-13


Tel: 042-794-4425




コメント


bottom of page