Mercedes-Benz/A45/AMG/W176/M133/MB2年点検/車検整備/エンジンオイル及びフィルター交換/ブレーキオイル交換/ミッションオイル及びフィルター交換/リアアクスルオイル交換(デフオイル交換)/タイヤ4本交換
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年4月10日
- 読了時間: 10分
更新日:2024年4月12日

今回ご依頼を頂きましたのは、Mercedes-Benz[メルセデス・ベンツ]A45 AMG W176モデル車検整備です。
AMG M133エンジンを搭載したMercedesのスポーツカーです。
ボディ/足廻り剛性もすごいです。
見た目はコンパクトですが、エンジン掛けたら音も走りも完全にスポーツカーです。
A45では、定期交換部品が通常の御車よりも交換時期が早く、メンテナンスは毎年しっかりとする車です。
整備担当
YANASE出身 大畠です

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[A45車検整備点検]

まずAMGのエンジンを素人で触るのは勇気が必要です。順序を間違えてしまうと異常が起きますし、知識がないことにより確実にミスをします。
AMG高性能車両は適切な車検整備が欠かせません。ベンツA45 AMGの車検整備において重要な点は、その高性能エンジンと駆動系のチェックです。エンジンの性能は車の魅力の一部であり、正確な動作が保証されなければなりません。エンジンの点検やオイル交換、エンジンルーム内の清掃などが必要です。また、トランスミッションやデフ、ドライブシャフトなどの駆動系の検査も欠かせません。A45 AMGの車検整備は専門知識と経験が必要な作業です。高性能な車両であるため、一般的な整備とは異なる点も多くあります。そのため、信頼できる専門の整備工場で整備を行うことが重要です。適切な整備を行うことで、車両のAMGパフォーマンスを最大限に引き出し、安全かつ快適なドライブを実現することができます。
[A45 AMGの定期交換部品]
⚫︎エンジンオイル及びフィルター交換

A45をお乗りの方で交換頻度の早い方は、走行3,000km〜5,000kmで毎回交換されます
こちらはどの車でも作業しますが、交換時期を気にしないといけません。A45ではM133エンジンがついており、スポーツ走行に特化したエンジンです。高速での走行やスポーツ走行時にはエンジンに大きな負荷がかかります。そのため、エンジンオイルは定期的に交換することが重要です。エンジンオイルはエンジンを潤滑し、摩擦を減少させる役割を果たしますが、時間とともに劣化し、汚れや金属片を含むことがあります。定期的な交換により、エンジンの寿命を延ばし、パフォーマンスを最適化することができます。
⚫︎ブレーキオイル交換

1年〜2年毎の交換が必要とされます。
ベンツA45AMGでは、高性能なブレーキシステムを備えているため、適切なブレーキオイルの選択が重要です。高温環境下での性能低下を防ぐために、耐熱性の高いオイルを選ぶことが推奨されます。
⚫︎エアクリーナエレメント交換

A45 M133エンジンでは1年毎の交換が必要とされます。
多くの埃や汚れがある地域や、頻繁な都市運転を行う場合は、交換間隔を短くすることが推奨されます。エアクリーナーエレメントはエンジンに新鮮な空気を供給し、清浄な状態を維持するため、定期的な交換はエンジンの寿命やパフォーマンスに直結します。
⚫︎DCTトランスミッションオイル及びフィルター交換


3〜5年毎交換を必要とされます。
ベンツA45 AMGのDCT(デュアルクラッチトランスミッション)オイル交換は、車両のパフォーマンスと耐久性を保つために非常に重要です。DCTは高性能なトランスミッションであり、正確でスムーズなシフト操作を可能にします。メーカーが推奨する仕様に合った高品質のオイルを使用することが重要です。オイルの粘度や耐久性、熱に対する安定性などが重要な要素です。
⚫︎リアアクスルオイル交換(デフオイル交換)

1年毎の交換を必要とします。
リアアクスルは車両の後方に位置し、駆動力を後輪に伝える役割を果たしています。リアアクスルオイルは、デフ(デフェレンシャル)の内部部品を潤滑し、摩擦や熱から保護します。
[今回のA45オイル交換(油脂類)の実施記録]
〇エンジンオイル及びフィルタ交換[ドレン下抜き]

↑エンジンオイルフィルタを緩めつつ、全量抜ける様下からオイルを抜いていきます。

↑こちらがエンジンオイルフィルタの新旧比較です。
左が古いオイルフィルタで、かなり汚れが出てます。
〇ブレーキオイル交換

↑交換と合わせて、キャリパーも清掃します。↓清掃後のキャリパー


〇DCTオイル及びフィルタ交換

①まずはドレンボルトを緩め、オイルを抜いていきます。

②オイルパンを取り外していきます。

③ミッションオイルストレーナーを交換していきます。

④オイルパンを清掃し油分を落とし、ガスケットを交換します。

⑤DCTのミッションはオイルフィルタが2つですのでこちらも交換していきます。

↑新品装着

⑥綺麗に清掃しながら組上げ/トルク締めをし新油を入れアダプション実施
〇リアアクスルオイル交換(デフオイル交換)

①オイル排出

②ドレンワッシャ交換実施

③新品オイルを注入実施

④注入後、トルク締めをし完了
[A45エンジンオイル交換時の注意点]

A45では、エンジンオイル注入の際に注意しなければならない事があります。
まず通常のようにオイルを入れてしまうと逆流し溢れ出てきます。ぶくぶくとオイルが上がってきますので要注意です。少量ずつ入れていくことがコツなのと、レベルゲージは入れないでオイルフィルターも少し緩めた状態が好ましいです。
通常の入れ方をするとブローバイの方にオイルが回ってしまいますので注意です。マフラーから煙がもくもくになります。これは私がYANASEの時に学んだ事でした。
[A45のあるある故障/症状]

⚫︎エンジンチェックランプ点灯
→サーモスタット機能障害
⚫︎エンジンチェックランプ/ABS/タイヤ空気圧警告点灯(衝突防止アシストプラス作動できません/4MATIC現在使用できません/ABS作動できません取扱説明書を参照/タイヤ空気圧警告システム作動できません)
→ホイールスピードセンサーの機能障害
⚫︎DTCトランスミッションの故障
(バルブボディー故障)
→後退できません警告表示
⚫︎エンジンチェックランプ点灯
→ターボチャージャー内部故障
⚫︎バッテリーマーク取扱説明書参照
→オルタネーター(発電機)の故障の可能性有り
⚫︎冷却水を点検してください警告点灯
→ウォーターポンプ/クーラントパイプ/ホース等より冷却水液漏れの可能性あり
他、冷却水レベルセンサーの機能障害もあります。
[A45バルブボディとはなにか?]

↓トランスミッションのオイルパンを取り外しオイルフィルタを外すと脳みそのようなボックスが出てきます。これがトランスミッションのバルブボディという部品です。詳しくは下記文章にて。

A45のDCTバルブボディーは、エンジンの出力をトランスミッションに伝え、適切なギアを選択し、クラッチの動作を制御します。電子制御バルブボディーとして機能し、エンジンコントロールユニット(ECU)によって制御されます。ECUは、車両の各種センサーからの情報を収集し、適切なタイミングでクラッチを操作するための信号を送ります。
通常、複数のバルブやソレノイドが組み込まれています。これらのバルブは、圧力や油の流れを制御するために設計されており、正確なタイミングで作動することが重要です。バルブボディ内のバルブは、トランスミッション内の異なる部分に油圧を送り、クラッチの操作やギアの切り替えを可能にします。
[A45サーモスタットとは?]
サーモスタットは、エンジンの冷却システムにおいて重要な役割を果たす装置です。
つまり冷却水の流れを制御するバルブや弁で構成されています。エンジンが冷えている間は、サーモスタットは閉じた状態にあり、冷却水の循環を制限します。
エンジンが一定の温度に達すると、サーモスタットは開き、冷却水がラジエーターを通り、エンジンを冷やすための循環が始まります。
サーモスタットの故障や不良は、エンジンの過熱や冷却不足などの問題を引き起こす可能性があります。そのため、定期的な点検と交換が重要です。また、エンジンの過熱による損傷を防ぐために、冷却水やクーラントのレベルを定期的に確認することも重要です。
[A45ウォーターポンプとは?]
ウォーターポンプもサーモスタット同様、エンジンの冷却に関する重要な役割を果たします。
ウォーターポンプは、冷却水をエンジンブロックやシリンダーヘッドを通じて循環させ、熱を放散するのを助けます。
エンジンの温度が上がり始めると自動的に作動し、冷却水の循環を開始します。エンジンの温度が安定すると、ポンプの作動も安定し、エンジンの冷却が継続されます。
[A45タイヤ摩耗は早い?]

↑↓今回交換したのはMICHELIN[ミシュラン オールシーズンタイヤ]235/40/18

A45のタイヤは前後の4本共にサイズも一緒です。まめに点検をしタイヤローテーション(前後で入れ替え)をすることによって長持ちします。
AMGですので、スポーツ走行も多いとフロントタイヤの片減りが出てきますので日常的に長距離走行後の確認がベストです。
Mercedes-Benzのハンドリングは凄く小回りが効く印象があります。実はそれがタイヤの消耗にも大きく繋がってきます。
例:ハンドリング旋回が多くなるとタイヤの外側、内側の摩耗が多くなります。高速走行が多い方は真ん中の面が摩耗します。
タイヤは、消耗品ですので万が一タイヤがバーストとなりますと大変ですのでまめにチェックするようにしましょう。
[定期整備にホイールアライメント]
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。
●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。
×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
↑整備屋オープン価格↑
¥33,000-→¥25,000-(税込)
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
〒194-0038
東京都町田市根岸2-16-13
TEL: 042-794-4425
Email: info@seibiya-machida.com
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