【BMW F20 1シリーズ】ヘッドライト結露コーキング・排気口増設　神奈川県横浜市A様

GARAGENT ガレージェント
11月21日
読了時間: 4分

神奈川県横浜市からお越しのA様

今回ヘッドライト結露でご入庫

整備担当BMWマイスター野村

かなり結露が進行しています

バンパーを取り外し

ヘッドライトを取り外しコーキングと排気口増設処置

しっかりとコーキング剤を注入

【BMWオーナー必見】ヘッドライト結露の原因と対策｜放置はNG？修理費用や予防策までプロが解説

BMWに乗っていると、「ヘッドライトの内側が曇っている…」「水滴が付いているけど壊れてる？」という相談がとても多く寄せられます。

結論から言うと、BMWのヘッドライト結露は“よくある現象”で、構造上避けられない場合もある。しかし、結露と“故障”は別物で、放置するとリスクが大きくなるケースもあります。

この記事では、整備屋がBMWの結露をわかりやすく解説します。

🔍 BMWヘッドライトが結露しやすい理由

BMWのヘッドライトはLED化やユニット大型化が進み、内部の温度差が生まれやすい構造になっています。

結露の主な原因

ヘッドライト内部にわずかな湿気がある
外気温と内部温度が急激に変化
洗車後や雨の日に湿度が上昇
通気口（ベント）が湿気を取り切れていない

BMWのライトには湿気を逃がすための通気口があり、“完全密閉ではない”ため結露が起こりやすいのです。

⚠ 放置すると危険な“故障レベルの結露”とは？

通常の薄い曇りは自然と消えますが、以下の状態は要注意です。

🚨 故障を疑うべき症状

水滴がポタポタ垂れるレベル
ライト内部に水が溜まっている
片側だけ頻繁に結露する
夜間照明が暗くなった
ヘッドライト警告灯が点灯

これらは ライト内部のパッキン劣化やハウジング破損が原因で、放置すると…

❌ LEDユニット故障❌ 片目灯火の整備不良❌ 高額なASSY交換（10〜20万以上）

という最悪のケースにもつながります。

🔧 BMWヘッドライト結露のプロの対処方法

整備屋では、症状に応じて以下のように対応します。

① 通常の軽い結露

→ 乾燥処理＋ベント点検→ 多くは正常範囲で問題ありません。

② 結露頻発・片側のみ曇る

→ パッキン交換・ベント清掃→ ゴムの硬化や詰まりが原因。

③ 水滴レベル・内部に水溜まり

→ ヘッドライトユニット交換（純正 or OEM）→ ハウジング破損が多く再利用不可。

④ コーディングモデルの場合

→ “ライト異常”警告のリセットが必要なことも。

🧪 ヘッドライト結露を予防する方法

完全に防ぐことはできませんが、減らす方法はあります。

✔ 洗車後はライトを点灯して乾燥

ライト内部の湿気を飛ばせます。

✔ 破損したカバーやパッキンは早めに交換

特にF系・G系はゴム劣化が早い傾向。

✔ 社外バルブや後付けLEDの取り付けに注意

密閉性が落ちると結露の原因に。

✔ ひどい曇りは放置せず点検

内部腐食してからでは遅いです。

🛠 BMWの結露は「軽度なら正常」「重度は故障」

BMWは結露が出る車種が多く、走行中や天気によって“ついたり消えたり”する程度なら問題ありません。

しかし、

水滴が落ちる
片側だけ頻発
明らかに暗くなった
結露が消えないこの場合は故障レベルです。

結露の原因が軽度か重度かは、プロが目視すればすぐ判断できます。放置するとヘッドライト交換になり、修理費10万円以上なんてことも珍しくありません。

🚘 町田でBMWヘッドライト結露の診断なら「整備屋」へ

整備屋では、BMW/MINIのヘッドライト結露に特化した点検を行っています。

結露の程度診断
パッキン・ベント点検
ユニット交換（純正/OEM対応）
警告灯チェック・リセット

最適な修理方法を丁寧にお伝えします。

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