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【BMW F10 5シリーズ】車検整備

  • 執筆者の写真: GARAGENT ガレージェント
    GARAGENT ガレージェント
  • 6 日前
  • 読了時間: 3分
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今回車検整備でご入庫

整備担当BMWマイスター野村

整備内容

・エンジンオイル/フィルター交換

・ブレーキオイル交換

・エアコンフィルター交換

・バッテリー交換

・エンジンファンベルト交換

・4輪ホイールアライメント

今回は冬場のバッテリーについて解説していきます


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エンジンオイル/フィルター交換


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左;旧品 右;新品


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エンジンファンベルト交換 交換前

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交換後


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バッテリー交換 交換前

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交換後


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4輪アライメント調整


【BMW/MINI】冬場にバッテリーが弱りやすい原因とは?寒冷期のトラブル対策を解説

BMW・MINIは冬場になるとバッテリーが弱くなる—。整備現場では毎年11〜2月にかけて、始動不良やバッテリー警告のご相談が急増します。

この記事では、「なぜBMW/MINIは冬場にバッテリーが弱りやすいのか」「対策や予防はどうすればいいか」をプロの視点で分かりやすくまとめました。

■ 冬場にBMW/MINIのバッテリーが弱る主な原因

① 外気温低下でバッテリー性能が30〜40%低下する

バッテリーは化学反応で電力を生む仕組みですが、低温になるほど反応が鈍くなり性能が落ちます。特にBMW/MINIはアイドリングストップ・多くの電子制御装置を搭載しているため、余裕のない状態だと一気にトラブルにつながります。

② 短距離走行が多いと充電が追いつかない

BMW/MINIは欧州車らしく“長い距離を走ってしっかり充電する”前提の車。冬場は暖機のため電力消費が増える一方、近距離移動のみだと充電不足のまま使用されます。

③ 電気負荷が増える季節(暖房・シートヒーターなど)

冬は以下のように電気を多く使う装備がフル稼働します。

  • シートヒーター

  • リアデフォッガー

  • エアコンブロワー

  • ミラーヒーター

バッテリーが弱っていると、これらの負荷に耐えられず電圧が急低下します。

④ BMW/MINI特有の「バッテリー管理システム(IBS)」がシビア

BMW/MINIはバッテリーを常にモニタリングし、電圧が一定以下になると警告を出したり“保護モード”に入る仕組みがあります。

そのため劣化が始まっていると、国産車よりも早い段階で症状が現れやすいのが特徴です。

■ 冬場に発生しやすいトラブル例

  • エンジンの始動が重たい

  • 一度でかからない

  • アイドリングストップが作動しない

  • ナビやメーターが一時的に落ちる

  • 各種警告灯が点灯する

これらは冬場に特に増える典型的な症状です。

■ BMW/MINIのバッテリーを長持ちさせる方法

① 3〜4年を目安に早めの交換

ヨーロッパ車のバッテリー寿命は国産車より短く、平均3〜4年が交換目安です。冬場のトラブルは寿命サインの可能性が高いです。

② 短距離走行が続く場合は“充電”を意識

たまに20〜30分以上、一定速度で走らせると充電状態が整います。

③ 定期点検で電圧チェックを受ける

特に冬前(10〜11月)の点検が効果的。専用テスターでバッテリーの劣化度を測定すれば、突然のトラブルを防ぐことができます。

■ まとめ:冬場のBMW/MINIはバッテリー点検が必須

BMW・MINIのバッテリーは低温の影響を受けやすく、電子制御も多いため、**冬になると弱りやすいのは“構造的に避けられない特性”**です。

だからこそ、

  • 冬前の点検

  • 劣化前の交換

  • 走行距離や使用環境に合わせたメンテが重要です。

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