メルセデスベンツ/GL63/AMG/GL550/右エアサス交換/エアサス漏れ/車高下がる/エアサス故障メッセージ
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年11月12日
- 読了時間: 7分

この度は、メルセデスベンツ/GL63/AMG/GL550/右エアサス交換/エアサス漏れ/車高下がる/エアサス故障メッセージのご依頼を頂きました。
有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[メルセデスベンツGL63整備屋記録]
GLシリーズではエアサスペンションの採用しておりますが、年数や使用距離にも影響しエアサス内部が損傷してきます。

こちらのエアサスですが、純正でとんでもない金額です!
お見積もりする時もビックリします!
弊社では、社外品でのご提案もさせて頂きます。
半分までの金額にも抑えられる箇所です!

エアサスペンションの主な役割
乗り心地の向上:エアサスは、伝統的な金属製スプリングに比べて、柔軟性があり、路面の凹凸をより効果的に吸収するため、快適な乗り心地を提供します。
車高の調整:エアサスは、走行中に車高を調整できるため、高速走行時に車高を低く保つことで空力性能を向上させ、オフロード走行時には車高を上げて地上高を確保します。
荷重調整:荷物の積載量に応じて、エアサスは車両の後部や全体の車高を調整し、安定した走行性能を保つことができます。

ドライブシャフトを抜いて、新品装着のスペース確保!

エアサスペンションの故障と交換の必要性
エアサスペンションは高度な技術を使用しているため、時間の経過とともに部品が劣化することがあります。GL63 AMGのエアサスも例外ではなく、走行距離が長くなると以下のような故障が発生することがあります。
エアバッグの破損:エアバッグはゴムやシリコンなどの素材で作られており、経年劣化や摩耗により裂けたり、穴が開いたりすることがあります。これによりエア圧が漏れ、車高が不安定になることがあります。
コンプレッサーの故障:エアサスペンションのシステムは、エアコンプレッサーによって圧縮空気を供給しています。コンプレッサーが故障すると、エアバッグを膨らませることができず、車高調整ができなくなります。
センサーの不具合:エアサスには車高や圧力を検知するセンサーが取り付けられており、これが故障すると、車両が適切な高さに調整されない場合があります。
配管の破損や漏れ:エアサスには空気を送るための配管があり、これが破損したり、接続部から空気が漏れたりすることがあります。これもエアサスのパフォーマンス低下を引き起こす原因となります。
エアサスの故障は、乗り心地の悪化や走行安定性の低下を引き起こし、最終的には車両の安全性に影響を与えるため、故障を発見した場合は速やかに交換する必要があります。

今回使用するのがArnott 製エアサスです!
こちらのエアサスも入手が難しくなってきております。
車種問わず国内在庫が少なくなってきております。
場合により本国オーダーの可能性もありますので、ご依頼頂きました際はご了承ください!

各アームのトルク締めをしエアサスのアダプションを実施しました!
その後は、センターのズレも起きてしまいますのでホイールアライメント調整で確実な整備をします!

足回り修理の影響とホイールアライメント
足回りの修理とは、サスペンションシステムやタイヤ、ホイール、シャシーなど、車両の走行性能に関連する部品を修復または交換する作業を指します。例えば、サスペンションアームの交換、ショックアブソーバーやスプリングの交換、タイロッドやボールジョイントの修理、さらにはタイヤ交換などが該当します。
これらの部品を修理または交換すると、車両のホイールの位置や角度が変わることがあります。ホイールアライメント(車輪調整)は、タイヤが路面に対してどのように接地するかを調整する作業であり、車両の走行性能、タイヤの摩耗、燃費などに大きく影響を与えます。足回りの修理後にホイールアライメントが正しく行われていない場合、車両の運転に多くの不具合が発生する可能性があります。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。
ホイールアライメントが重要な理由
ホイールアライメントは、車両が直進した際にタイヤが正しく配置され、道路に均等に接地するよう調整されます。主に3つの重要な角度を調整することが求められます。
キャスター角
キャスター角は、タイヤの回転軸の傾き具合を示します。これが適切でないと、ハンドルが重くなったり、運転中に車が直進しづらくなることがあります。
キャンバー角
キャンバー角は、タイヤが車両に対して垂直に立つ角度です。キャンバー角が適切でない場合、タイヤの内側または外側が異常に摩耗し、タイヤの寿命を短くするだけでなく、走行安定性にも悪影響を与えます。
トー角
トー角は、車両が前進する際にタイヤがどのように向いているかを示します。トーイン(前方でタイヤが内側に向いている)やトーアウト(外側に向いている)になっていると、タイヤの摩耗が偏り、車両の走行安定性も低下します。
ホイールアライメントの不調による問題
足回り修理後にホイールアライメントを調整しない場合、以下のような問題が発生する可能性があります。
1. タイヤの偏摩耗
ホイールアライメントがずれていると、タイヤが均等に接地せず、片側が過度に摩耗します。これにより、タイヤの寿命が大幅に短くなり、交換費用が増加するだけでなく、走行時に不安定な挙動を引き起こすこともあります。
2. 車両の走行安定性の低下
アライメントが正しく調整されていないと、車両が直進しづらくなり、運転中にハンドルが取られるように感じることがあります。また、急ブレーキ時やコーナリング時に車両の挙動が不安定になることもあります。
3. 燃費の悪化
タイヤが正しく接地しない場合、抵抗が増加し、車両の走行効率が低下します。これにより、燃費が悪化し、無駄な燃料消費が発生することになります。
4. 不快な走行感覚
ホイールアライメントが不正確だと、運転中に不自然な振動やハンドルの遊びを感じることがあります。これらは運転の快適さを損ない、長時間運転すると疲労感を増加させる原因となります。
5. サスペンションへの過度の負担
ホイールアライメントがずれていると、サスペンション部品に不均等な負荷がかかり、部品の摩耗や破損が早まることがあります。これにより、修理や交換のコストが増加し、長期的には車両のメンテナンス費用がかさむことになります。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
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