メルセデスベンツ/Mercedes-Benz/GL63/AMG/X166/GL550/エアサス点検/左フロントエアサス交換/エアサスキャリブレーション/ホイールアライメント調整/クーラント漏れ/クーラントパイプ/ホース交換
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年9月23日
- 読了時間: 5分

この度は、メルセデスベンツ/Mercedes-Benz/GL63/AMG/X166/エアサス点検/左フロントエアサス交換/エアサスキャリブレーション/ホイールアライメント調整/クーラント漏れ/クーラントパイプ/ホース交換のご依頼を頂きました。
有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[メルセデスベンツGL63整備記録]
駐車場に置いとくと左前だけやたらと車高が落ちるとのご依頼がありました。
それと冷却水の警告灯が点灯しており点検からスタートしました。
GL63となりますとエアサス純正一本で40万~50万。。。
とても高額な部品です。

作業項目として外すものが多々ありますので、DIYは厳しいでしょう。

スタビロッドを外し、ブレーキキャリパー取り外し

ドライブシャフトも抜かないと作業が困難です。

ドライブシャフトのナットはかなりのトルクがありますので、ロングツールで緩めます。



エアサス内部のゴムがゴロゴロと出てきます。


GLなので作業スペースがあるので作業しやすいですが、エアサスが長いのでドライブシャフトは抜くべきです。

今回新品で使用するのは、安心のARNOTT製のエアサスです。

エアサスを装着し、外したものを組上げました。
その後はエアサスのキャリブレーションが必要ですので診断機を繋ぎ実施。
エアサス車高落ち改善です。

続いて、冷却水の漏れ交換修理です。

冷却水かなり汚れてました。

クーラントパイプを交換していきます。




かなり細く破損しやすい部品ですので慎重に作業します!


つづいてアッパーホースの交換です!


[メルセデスベンツエアサス故障の原因]

1. エアスプリングの劣化
エアサスペンションは、エアスプリングを用いて車両の荷重を支えています。時間が経つにつれ、エアスピリングは劣化し、ひび割れや孔が開くことがあります。特に紫外線や温度変化にさらされることで、素材が劣化しやすくなります。エアスプリングが破損すると、エアサスペンションの圧力が失われ、車両が低下することがあります。
2. コンプレッサーの故障
エアサスペンションシステムには、エアバッグに空気を供給するためのコンプレッサーが含まれています。このコンプレッサーが故障すると、エアバッグに十分な空気を供給できず、サスペンションが機能しなくなります。コンプレッサーの故障は、通常、摩耗や電気的な問題が原因です。
3. センサーの不具合
エアサスペンションシステムには、車両の高さを感知するためのセンサーが搭載されています。これらのセンサーが正常に機能しないと、エアバッグの圧力調整が適切に行われず、結果として車両が傾いたり、不安定な走行状態になったりします。センサーの不具合は、接触不良や内部故障が原因です。
4. 配管の漏れ
エアサスペンションシステムは、高圧の空気を配管を通じてエアバッグに供給します。配管に亀裂や接続部分の漏れが発生すると、空気圧が低下し、サスペンションが機能しなくなります。特に、古い車両や道路の悪い地域を走行する場合、配管の劣化が進みやすくなります。
5. 電気系統の問題
エアサスペンションは電気的なシステムで動作しているため、バッテリーや配線に問題があると正常に動作しなくなります。特に、バッテリーが劣化したり、配線が摩耗したりすることで、電力供給が不安定になることがあります。これにより、コンプレッサーやセンサーが正常に機能しなくなることがあります。
6. 過剰な荷重
エアサスペンションは、設計された荷重制限内で動作することを前提としています。過剰な荷重をかけると、エアスプリングやコンプレッサーに過度な負担がかかり、故障の原因となります。特に、トレーラーを引っ張ったり、大きな荷物を載せたりする際は注意が必要です。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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輸入車整備専門店・整備屋
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TEL: 042-794-4425
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