Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/Bクラス/W246/ホイールスピードセンサー交換/ハンドル重い/加速が悪い/警告灯多数点灯/タイヤ空気圧警告
- GARAGENT ガレージェント
- 2024年8月26日
- 読了時間: 6分

この度は、Mercedes-Benz/メルセデスベンツ/Bクラス/W246/ホイールスピードセンサー交換/ハンドル重い/加速が悪い/警告灯多数点灯点検ご依頼を頂きました。
有難う御座います。
担当整備士は
メルセデス・ベンツ YANASE出身 大畠です。

YANASEにてベンツメカニックとして勤務後フロントアドバイザーとして在籍。大畠の強みはお客様に寄り添う心です。もちろん接客だけではありません。メルセデス・ベンツテクニシャンという資格も取得しています。お客様の車が常に最高のパフォーマンスを発揮できるようにベストな状態を維持するのがメンテナンステクニシャンの仕事。メルセデス・ベンツのことでしたら整備・修理・カスタムなんでもお任せください!
[メルセデスベンツW246今回の整備記録]
まずは、事前に点検のご依頼を頂き弊社で診断をさせていただきました。
ハンドル操舵が重い、タイヤ空気圧の警告が出るなど驚いてしまう故障です。

診断機を繋ぎチェックしてみると、エンジンのコンピューターに右フロントホイールスピードセンサーに異常有りと表示。

センサーの状態を実測値で確認してみると、走行スピードが65535km/hととんでもないスピードを出している認識です。こんなスピードはどんな車両でも出せません。。
ということで、部品を手配し、後日スピードセンサー交換をさせて頂きました。


インナーフェンダーも外さないと作業は難しいです。


車のセンサーは、この猛暑・湿度による故障が多々あります。
ということで、スピードセンサーを交換しリセット実施。
ただエンジンの警告が残っているので、調べてみるとバッテリの消耗で警告がついてしまっているようです。
お客様には早急に交換するようご提案致しました。
今回は、バッテリリセット致しました。
後日バッテリ交換の際は宜しくお願い致します。
[メルセデスベンツスピードセンサーとはなにか]
ホイールスピードセンサーは、各ホイールの回転速度をリアルタイムで測定し、その情報を車両の制御システム(ABS、トラクションコントロール、スタビリティコントロールなど)に提供します。これにより、車両の安全性が確保され、さまざまなドライブシチュエーションにおいて最適な制御が行われます。
ホイールスピードセンサーの故障による症状
ABS警告灯の点灯
最も一般的な症状のひとつは、ダッシュボードにあるABS警告灯の点灯です。ホイールスピードセンサーが故障すると、ABSシステムが正常に作動できなくなり、警告灯が点灯します。これは、センサーからのデータが正常に送信されていないことを示しており、ABS機能が失われる可能性があります。
トラクションコントロール警告灯の点灯
トラクションコントロールシステムもホイールスピードセンサーのデータに依存しています。センサーが故障すると、トラクションコントロール警告灯が点灯し、トラクションコントロールシステムが機能しなくなることがあります。これにより、滑りやすい路面での車両の安定性が低下する可能性があります。
スタビリティコントロールの不具合
スタビリティコントロールシステム(ESP)は、ホイールスピードセンサーからのデータを使用して車両の姿勢を制御します。センサーが故障すると、ESPが正確な制御を行えなくなり、車両の安定性が損なわれることがあります。特に急カーブや滑りやすい路面で、車両の挙動が不安定になる可能性があります。
ブレーキの感触の変化
ホイールスピードセンサーが正常に機能していないと、ABSが正しく作動せず、ブレーキの感触が変わることがあります。具体的には、ブレーキをかけたときにペダルのフィードバックが不自然に感じる、またはABSの作動音が通常と異なることがあります。これにより、緊急時のブレーキ性能が低下する可能性があります。
車両の挙動の変化
車両の走行中に異常を感じることもあります。例えば、直線走行中に車両が微妙に振動したり、ハンドルが重く感じることがあります。これらの症状は、センサーが正確なデータを提供できず、車両のサスペンションや操縦安定性に影響を与えている可能性があります。
アイドリング時の振動
ホイールスピードセンサーが故障すると、アイドリング時に振動を感じることがあります。これは、センサーからのデータが欠損し、エンジン制御ユニット(ECU)が適切にエンジンのパラメータを調整できなくなるためです。結果として、アイドリングが不安定になり、振動が発生することがあります。
ホイールスピードセンサーの故障の原因
ホイールスピードセンサーが故障する原因はいくつかあります。
センサー自体の摩耗: 長期間の使用や過酷な走行条件により、センサーの内部部品が摩耗することがあります。これにより、センサーのデータが不正確になり、故障につながります。
配線の損傷: センサーへの配線が摩耗や断線、接触不良を起こすと、センサーからの信号が正しく伝わらなくなります。これも故障の原因となります。
汚れや異物の付着: センサー部分に汚れや異物が付着すると、センサーが正常に動作しなくなることがあります。特に、センサーが取り付けられているホイール周りは、泥や砂、雪などが付着しやすい場所です。
センサーの劣化: 高温や湿気、化学薬品などの影響で、センサーの性能が低下することがあります。これも故障の原因の一つです。
定期的なメンテナンスでホイールアライメントやりましょう!!!
ー整備屋 ホイールアライメント AUTEL[IA900WA]ー

弊社ではホイールアライメントも作業可能で御座います。
・車の走行距離が数万kmを超えてきてコンディションを知りたい時
・事故を起こした時
・サスペンションの脱着を行った時
・車高を調整した時
・タイヤ交換時に偏摩耗が見受けられた時
・足回りの部品交換やカスタムをした時etc...
*特に足廻りの整備や事故をしたときは、本来のアライメントから大きく狂ってしまうタイミングですので注意が必要です。

●ホイールアライメント調整によるメリット●
①運転安定性や燃費にも直接影響
②タイヤの寿命を延ばし、ハンドリングや乗り心地の向上
③車両のメンテナンスコストも削減されます。
以上の事から、車両には決まったアライメントデータがあり確実に調整していきます。

×ホイールアライメント調整をしないとどんなデメリットがあるか×
①タイヤの偏摩耗を引き起こします。これは、タイヤの寿命を短くし、交換の時期を早めてしまいます。
②タイヤのグリップ力が低下し、ブレーキングやコーナリング時の制御が難しくなる。
③車輪が適切に向いていないため、車両が不必要な抵抗を受けることにより、燃費が低下
④サスペンションやステアリングシステムに過度の負荷がかかり、これらの部品の摩耗や故障を早める可能性があります。
デメリットを見ますと、アライメントをせずにいる車両に掛かるメンテナンスコストが増加される事が多いに考えられます。
ご愛車の走行に違和感を感じるなど、アライメントにご興味のある方は是非、ご相談ください。
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TEL: 042-794-4425
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