メルセデスベンツ/Eクラス/W212/エアサス修理/車高落ち
- GARAGENT ガレージェント
- 6月18日
- 読了時間: 2分

メルセデスベンツ Eクラスワゴン (W212)
以前車高ぺったんこになるほどではないけど「車高上がります」のメッセージが出たとのことで一度点検。
スローリークすぎて原因がつかめなかったのでお客様ご希望でお持ち込みのバルブブロックを交換させていただきました。
しかし再度同じメッセージが出るとのことで、今回もお持ち込みで
・エアサスエアバッグ
・エアサスコンプレッサー
の2点を交換しました。


アームについているボルトナットを全て外し、ずらすとエアサスが取り外せます。

新旧比較
年季は感じます。
エアホースのボルトを緩める際に少し緩んだだけでシューと音がしたのでもしかするとエアホース接続部分からの漏れがあったのかもしれません。

エアバッグを取り付け、アーム類のボルトナットを既定の締め付けトルクで締めます。
アームの樹脂カバー爪部分がボロボロになっていたので万が一に備えてタイラップで補強しました。

お次エアサスコンプレッサーを交換します。
車両後ろ側についています。

配線とホースを切り離して取り外し。

ホースとブラケットを新しいコンプレッサーに移植し、車両に戻します。

エアバッグ、コンプレッサーともにエアホースを部品に取り付ける接続部分のボルトを交換します。
こちらもOリングの劣化やボルト自身の劣化により漏れを引き起こす可能性があります。


部品交換が終わったのでエア初期充填をし、
レベルキャリブレーションとコンプレッサーのオペレーティングタイムのリセットを行います。
簡単に言うとエアサスのエア充填レベルの調整と、コンプレッサー交換を車両に教える。といったところでしょうか。

最後に故障メモリを全て消去


試運転を行い、異音や乗り心地の悪化、エラーなどが出ないことを確認し終了。
今回も漏れ原因をつかめてからの交換ではないため、しばらくはエラーメッセージが再び出ないか様子を見てもらうことになりました。
ベンツのエアサス漏れはほとんどバルブブロックかエアバッグ、まれにコンプレッサーから。
この3点が多いのでほぼほぼ大丈夫だとは思います。
構造上はエアホース等も漏れる可能性はあるので様子見です、、、。
ご依頼ありがとうございました。
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