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メルセデスベンツ/Eクラス/W211/ミスファイア、イグニッションコイル・プラグ交換

  • 執筆者の写真: GARAGENT ガレージェント
    GARAGENT ガレージェント
  • 1月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:6月8日

メルセデス・ベンツEクラス(W211)のイグニッションコイル交換とスパークプラグ交換の作業をさせていただきました。



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エンジンの効率的な動作を保つためには、定期的なイグニッションコイルとスパークプラグの交換が重要です。本記事では、これらの部品の役割や交換が必要な理由について解説します。


イグニッションコイルの役割

イグニッションコイルは、バッテリーの低電圧を高電圧に変換し、スパークプラグに電気を供給する重要な部品です。この高電圧により、スパークプラグが燃焼室で火花を発生させ、エンジンの燃焼プロセスが始まります。


スパークプラグの役割

スパークプラグは、イグニッションコイルから供給される高電圧を利用して、燃焼室内で燃料と空気の混合気を点火する部品です。適切な点火が行われることで、エンジンの効率的な燃焼とスムーズな運転が可能になります。


交換が必要な理由

イグニッションコイルとスパークプラグは、エンジンの過酷な環境下で使用されるため、経年劣化が避けられません。これらの部品が劣化すると、以下のようなトラブルが発生する可能性があります

  • エンジンの始動不良:劣化したスパークプラグや故障したイグニッションコイルが原因で、エンジンの始動が困難になることがあります。

  • 燃費の悪化:点火が不完全になることで燃焼効率が低下し、燃費が悪化します。

  • エンジンのパワーダウン:イグニッションコイルやスパークプラグの性能低下により、エンジンの出力が低下します。

  • エンジン警告灯の点灯:劣化した部品が原因で、エンジンチェックランプが点灯することがあります。

  • 異音や振動:点火不良によりエンジンがスムーズに動作しなくなり、振動や異音が発生します。



今回交換に至ったのは、ミスファイア(失火)を起こしエンスト、その後エンジンチェックランプ点灯のためです。




早速部品を手配し、作業に入ります。

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カバー類を取り外すとイグニッションコイルが見えます。

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新旧比較

内部故障なので見た目は同じです。

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これらとプラグコードを外し、スパークプラグを交換するのですがプラグ交換時の写真を撮り忘れてしまったため写真なしです。

両バンク交換し、終了

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エンジンを始動し最終チェック。

診断機をつないで故障メモリを消去、内部的にもエラーがないか最終確認を行いすべての作業が終了となります。






メンテナンスの重要性

イグニッションコイルとスパークプラグの定期的な点検と交換は、エンジンのパフォーマンスを維持し、長寿命化するために欠かせません。特にメルセデス・ベンツEクラス(W211)のような高性能車では、これらの部品がエンジン全体の動作に大きな影響を与えるため、定期的なメンテナンスが重要です。


交換時期の目安

スパークプラグは一般的に2万–3万kmごと、イグニッションコイルは10万km前後での交換が推奨されています。ただし、具体的な交換時期は使用状況や車種により異なるため、定期的な点検が必要です。


交換のメリット

  • エンジン性能の回復:劣化した部品を交換することで、エンジンのスムーズな動作と本来の性能を取り戻せます。

  • 燃費向上:適切な点火が行われることで、燃焼効率が改善し、燃費が向上します。

  • 長寿命化:エンジンに負担をかけず、寿命を延ばすことができます。






まとめ

メルセデス・ベンツEクラス(W211)のイグニッションコイルとスパークプラグの交換は、エンジンの信頼性と効率を維持するために非常に重要です。これらの部品が劣化したまま放置すると、エンジントラブルや修理費用の増加を招く可能性があります。定期的なメンテナンスと早めの交換を心掛け、愛車のパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。

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