BMW/5シリーズ/F11/リアエアサス交換/車高落ち
- GARAGENT ガレージェント
- 3月26日
- 読了時間: 2分
更新日:6月8日
BMW 5シリーズ(F11)のリアエアサス交換

BMW 5シリーズ(F11)は、ツーリングモデルならではの快適な乗り心地と実用性を兼ね備えた車両です。特にリアにはエアサスペンション(エアサス)が採用されており、荷重変化に応じた最適な車高調整が可能になっています。しかし、エアサスはゴム製のエアバッグを使用しているため、経年劣化によるエア漏れや故障が発生することがあります。
リアエアサスの役割と劣化の原因
BMW F11のリアエアサスは、主に以下のような役割を果たしています。
車両の高さを自動調整し、安定した乗り心地を提供
荷物の積載状況に応じて車高を保持し、適切な姿勢を維持
走行中の衝撃を吸収し、快適なドライビングを実現
しかし、エアサスはゴム製のエアバッグを使用しているため、時間の経過とともに以下のような劣化が進みます。
(1)ゴムのひび割れ・劣化
エアバッグ部分のゴムが硬化し、ひび割れが生じるとエア漏れの原因になります。
(2)接続部分の摩耗・損傷
ホースやバルブの接続部分が摩耗すると、エア漏れが発生しやすくなります。
(3)コンプレッサーへの負担増加
エア漏れが起こると、コンプレッサーが過剰に作動し続けるため、最終的にはコンプレッサー自体の故障につながることもあります。
エアサスの劣化が進むと、以下のような症状が現れます。
✅ 車高が下がる
駐車中やエンジンを停止している間にリアの車高が下がる場合、エアサスからエアが漏れている可能性があります。
✅ 乗り心地の悪化
エアサスが正常に機能しなくなると、突き上げ感が増し、乗り心地が硬くなります。
✅ 異音が発生する
エア漏れが進行すると「シュー」「プシュー」といった空気が抜ける音が聞こえることがあります。
✅ 警告灯の点灯
エアサスの異常がECUに検知されると、警告灯が点灯し、場合によっては車高調整が不能になることもあります。

エアサスを交換すると、以下のような改善が期待できます。
✅ リアの車高が適正な高さに復帰し、見た目も安定する
✅ 衝撃吸収性能が向上し、快適な乗り心地が回復する
✅ エア漏れが解消され、コンプレッサーの負担が軽減される
✅ 警告灯の点灯が解消され、安心して走行できる
特に、リアの沈み込みが解消されることで、車両全体のバランスが良くなり、安定した走行性能を取り戻すことができます。
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