top of page

メルセデスベンツ/W463/ゲレンデ/G350d/アドブルーセンサー(ヒーター交換)

  • 執筆者の写真: GARAGENT ガレージェント
    GARAGENT ガレージェント
  • 1月19日
  • 読了時間: 2分

ベンツGクラス(W463)のアドブルーセンサー交換




ディーゼル車の排気ガス浄化システムに欠かせないアドブルー(尿素水)を管理するセンサーは、近年のクリーンディーゼル車において非常に重要な役割を果たしています。特に、ベンツGクラス(W463)のような高級車では、このシステムの故障が重大なトラブルにつながる可能性があります。この記事では、アドブルーセンサーの交換について詳しく解説します。






アドブルーセンサーの役割


アドブルーセンサーは、車両の排気ガスに含まれる有害物質を削減するために、尿素水のレベルや品質、システムの動作状況を監視するセンサーです。このセンサーが正常に動作しない場合、エンジンの出力制限や最悪の場合、エンジンが始動しなくなる可能性があります。

ベンツGクラス(W463)では、アドブルーセンサーが車両のECU(エンジンコントロールユニット)と連携し、排気ガスの浄化を最適化する役割を果たしています。そのため、センサーの故障は放置できない問題です。




今回はそんなアドブルーセンサーの故障でした。

症状としては、メーターのメッセージにアドブルー関連の警告、走行距離制限の表示。

点検来店時にその表示は消えてしまっていましたが、診断機で点検をするとアドブルーセンサーの故障コード入力があったためアドブルーセンサーの交換へ




この修理、正規ディーラーで修理しようと思うとセンサーだけの交換ではなくアドブルータンクごとの交換となり非常に高額です。

ボッシュから適合品が出ているのでいつもそれを使用しています。


まずはタンク降ろし



半降ろしの状態でホース類とコネクター類を外します




用意したボッシュ製アドブルーセンサー
用意したボッシュ製アドブルーセンサー



上のアドブルーポンプを取り外したのち、ロックを外してセンサーをごっそり取り外し



新しいセンサーを取り付け、取り外しと逆の手順でサクサク組付け




アドブルー補充前
アドブルー補充前

アドブルー補充後
アドブルー補充後

満タン補充後、コントロールユニットの認識作業




最後に故障メモリのリセットと、認識値のリセットを実施。

警告表示とエンジンチェックランプが消えました。







ベンツGクラス(W463)のアドブルーセンサーは、車両の性能と環境性能を維持するために欠かせない部品です。故障時には早めの交換が推奨され、適切なメンテナンスを行うことでトラブルを未然に防ぐことが可能です。愛車を長く快適に乗り続けるためにも、アドブルーセンサーの状態には十分注意を払いましょう。




 
 
 

Comentarios


bottom of page